発達支援つむぎ 荻窪「こねて踏んでこしのある『うどん』づくり体験」

2023.10.23

#発達支援

杉並区にある児童発達支援事業所、発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、子どもたちに普段経験できない体験を提供するため、月に1回体験学習の時間を設けています。今回の体験学習は、手でこねて足で踏んでつくる「うどん」作り体験です。

まずは、袋に入った粉に、塩を溶かした水を少しずつ入れて、手でこねていきます。はじめはさらさらだった小麦粉の感触が変化していく様子を楽しみます。

生地をこねる子ども

生地がまとまってきたら、今度は足で踏んでいきます。体重をかけて、足を交互に踏み出しながら、しっかりとこねていきます。「パパが踏むとぺったんこになった」子どもからは、尊敬の眼差し。「パパみたいにがんばるぞ」思い切り力を込めて踏み込みます。

生地にしっかりと弾力が出たら、今度は麺棒で伸ばしていきます。「かたいー」と、弾力のある生地はなかなか伸びてくれません。足で踏ん張り、体重をかけて、体全体を使いながら伸ばしていきます。

麺棒を使い生地を伸ばす子ども

最後は、伸ばした生地を折り、包丁で切っていきます。

なるべく細く、まっすぐに、慎重に切っていきます。初めて包丁を扱った子どももいて、言葉を掛けなくても、みんな集中して取り組みます。

生地を切る子ども

たっぷりのお湯でぐつぐつ茹でたらできあがり。

うどんを食べる子どもたち

「普段うどんを食べないのに、美味しいと食べています」と驚く保護者様も。

自分で作ったものは食べてみたくなる、一度食べると、それがきっかけになり食の興味が広がっていく。これからもつむぎ 荻窪ルームでは、畑仕事や調理体験など、実体験を通した食育活動に力を入れてまいります。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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