つむぎ桶川ルーム「スヌーズレン~ブラックルームで遊ぼう~」
2020.03.17
#発達支援
発達支援つむぎ桶川ルームの1月の体験学習は、スヌーズレンを初めて行いました。スヌーズレンとは暗い部屋でブラックライトや光る玩具などを使用し、感覚刺激を楽しむことで、リラックスやリフレッシュを促す療育の一つとして、長年、様々な場で楽しまれてきました。今回、山口県にあるNPO法人スヌーズレンを普及する会様より、スヌーズレンのグッズをお借りし、本格的なスヌーズレンを実施することができました。
いつも使っている部屋がブラックルームへと変わり、子どもたちは驚きと興味で目を輝かせていました。
それぞれ自分でやりたいものを見つけて遊び始めます。
光るボールプールでは、部屋の暗さもあり、いつものボールプールよりお友だちとの距離も縮まります。子どもと一緒に保護者のみなさんも一緒に入り、ふれあいを楽しむ姿も見られたりと、子どもたちだけでなく大人も一緒に楽しみ、リラックスできる時間になりました。
砂時計やカタコト落ちるおもちゃはとても人気で、みんな夢中になってじっと眺めていました。
文字に興味のある子は、ひらがなのカードでかるたのように文字探しゲームをしたり、数字が好きな子は光るすごろくを楽しんだりしました。光るクレヨンでお手紙を書いて明るいところに出ると、暗い部屋では光っていた文字が消えていることの変化に気づいて驚く子もいました。
最後のブラックパネルシアターは、「見たい人は、見にきてね」と自由参加にするとほぼ全員が興味をもって集まってきてくれました。
今回初めての取り組みとしてスヌーズレンを実施しましたが、普段は部屋に入れなかった子も自ら興味をもって入る姿が見られ、お友だちとなかなか関われない子が自分の使っているおもちゃを貸してあげて、遊びを共有する姿もみられるなど、普段のつむぎ桶川ルームではみられない子どもたちの姿をたくさん見ることができました。
保護者のみなさんからも「またやってほしい」という声を多くいただいたので、また体験学習として開催したいと思います。
文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員