発達支援つむぎ 桶川「発達支援つむぎ 桶川ルームの体験学習」
2021.09.06
#発達支援
発達支援つむぎ桶川ルームの体験学習についてご紹介します。
6月は、「木材に触れてみよう」、7月は、「ボディペインティング」を行いました。
6月の「木材に触れてみよう」ではのこぎりを使って角材切り、金づちを使って釘打ちと一つ一つ丁寧に使い方を説明します。子どもたちは、ホンモノののこぎりや金づちなど普段目にしない道具に真剣な様子で目を輝かせていました。
説明後、製作の時間になると、色塗りを始める子どもや、木材を叩いて音を確認する子もいました。
金づちブースでは、お母さんと職員に見守られ、釘打ちに挑戦しました。色塗りされた木材にくぎを打ちこみます。
のこぎりブースでは角材を職員と一緒に切ります。
体重のかけ方、のこぎりの力の込め方など少しずつ上手になり、様になってきました。
一人ひとりの個性が詰まった素敵な作品が仕上がりました。
7月の「ボディペインティング」では、絵の具の感触や色の混ざり具合を楽しみながら、模造紙9枚で作った大きいキャンバスに、体を使って思い思いに表現しました。
絵の具に触れる時のリアクションは、一人ひとり違います。ドキドキしながら指先をそっとつける子、トレイに手のひらや足の裏を躊躇せずにつける子、他児の表現している様子を見てやっと絵の具に触れる子等、様々でした。
保護者にもぜひ全身で表現して欲しいという職員の気持ちが伝わり、ダイナミックに表現される保護者も多く、その姿に刺激を受けて、子どもたちの表現や関わりがさらに広がっていく様子が見られました。
白いうちわにその日作ったお気に入りの色を使って、描いて持ち帰りました。
みんなが大きいキャンバスに描いた作品は、分割し、別活動でステンシルを行って水族館を作りました。体験が終わった現在もつむぎ桶川ルームを楽しく彩っています。
体験学習を通して、子どもたちが表現できる活動を広げていきます。これらの活動は想像力や表現力を高めることに繋がり、作品を完成させることで満足感や達成感が得られます。
今回使用した木材や絵の具など五感で感じることができたかと思います。
次回の体験学習も楽しみにしてください。
文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員
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