発達支援つむぎ 桶川「運動会2022」
2022.12.05
#発達支援
10月下旬、メリー★ポピンズ 桶川ルーム、発達支援つむぎ 桶川ルームの運動会が開催されました。つむぎからは、マンスリー支援を利用している5名が参加しました。
運動会は、当日だけでなく練習期間の過ごし方もとても大切です。
運動会の会場は、普段から散歩で行っている広場です。実際の広場でかけっこをしたり、パラバルーンの練習をしたりすることで、少しずつ当日のイメージが膨らんでいきます。
「運動会の練習」となると、日課のリズム体操や体育遊びがいつもよりも特別な時間に変わります。運動会で披露する、という目標が園児のやる気につながっていきます。年長児が緊張感を持って取り組む姿を見て「リズムやりたい!」「かけっこやりたい!」と小さい子たちも自然と集まってきます。
自由遊びの時間には、あちこちで運動会ごっこが始まっていました。
かけっこが始まると、「よーいドン!」の合図に合わせ何度も何度も走ります。そんな姿やキラキラした眼差しから運動会への期待感が伝わってきます。
そして、待ちに待った運動会当日です。
リズム体操の「糸車」がはじまりました。糸車では、輪になって友だちと手をつなぐため、お互いの顔がよく見え自然と笑顔が溢れます。
いつもは室内で行っているリズム体操ですが、広い芝の広場でリズム体操をすることで、より「ダイナミック」にのびのびと、「みんなと一緒」に楽しむ様子がみられました。子どもたちみんなで染めたお揃いのTシャツを着ることで仲間意識も高まります。
年長児の見せ場、パラバルーンです。
腕をピンと伸ばして格好良く行進します。タイミングやリズムを合わせるからこそ、うまくできたときにみんなでその喜びを味わうことができます。カラフルなバルーンの動きと、息の合った子どもたちの演技に感動し、涙する保護者やスタッフの姿がありました。
つむぎの子どもたちは、運動会自体が初めてという子がほとんどでした。リズム体操は、始めは見るだけでしたが、スタッフと手をつないで参加したり、友だちの動きを真似したり、自ら友だちに手をのばしたり、徐々にリズム体操の時間を楽しむ姿が増えていきました。
予行練習や日々の練習、日課の積み重ねで「やったことがある」「知っている」ということが子どもたちの安心感につながったようです。また、「自分もやりたい」という意欲にもつながりました。
運動会当日は子どもたちそれぞれの成長を感じる素敵な時間となりました。
文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ
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