発達支援つむぎ 桶川「春の戸外活動」
2023.06.05
#発達支援
発達支援つむぎ 桶川ルームでは、1年間を通して戸外活動を中心とした支援を提供しており、その月の大きなテーマに沿って子どもたちと一緒に活動を決めています。
4月のテーマは「春さがし」です。
子どもたちは、「今日もたんぽぽが咲いているかな?」「今日はどこに行くの?」と、期待感を持って戸外に出かけていきます。
春の陽気と、日々成長する植物や顔を見せてくれる虫たちの様子に大人も子どもも心が躍ります。
広場に到着すると、思わずかけ出す子、寝転ぶ子、見つけたものを友だちに見せる子等、思い思いに自分の気持ちを表現する姿がみられました。
「あ、てんとう虫だ。みんな見て!」「おまめでおままごとしよう!」
自分が見つけたものを友だちに見せに行ったり、友だちの遊びが気になったり、自然と子ども同士が集まる様子がありました。
5月のテーマは「いきもの」です。今年度はビオトープ作りと緑のカーテン作りを予定しています。
「石を集めよう!」とビオトープの素材集めをしました。小さな体で大きな石を持ちあげる姿に、足の上に落としてしまわないかと見ている大人はヒヤッとするのですが、子どもたちは石集めに夢中です。落ちている石を拾うだけでなく、恐竜の化石を発掘するかのように土の中から木の枝を使って石を掘り出す子もいました。
始めは見ていた子も協力して、ひとつの石を掘り出すことができました。スタッフはきっかけを作り、距離を保ちながら子どもたちのやりたいことや友だち同士のやりとりを見守っています。
つむぎ桶川ルームでは、小グループの活動として空間共有型支援を実施しています。同じテーマで活動をしても、興味を持つことや心地よく感じる場はその子によって違います。自分が心地よいと感じる場を見つけ、友だちが心地よく過ごす場にもおじゃまして、ひだまりのように感じる場が広がり、重なり合っていったらいいなと思っています。
文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ
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