発達支援つむぎ 桶川「保護者交流会　多様性の理解」

発達支援つむぎ 桶川ルームでは、年に3～4回程度、保護者交流会を開催しております。その時期ごとに保護者のみなさまの関心のあるテーマを設定し、情報や意見交換をおこなう場としてスタッフも交じりながらお話をしています。5月のテーマは「多様性の理解」でした。

「多様性」という言葉を近年よく耳にします。その「多様性」を認めるにはどうしたらいいのでしょうか。認めるためには、まず知ることが大切です。今回はまず自分の多様性、個性について目を向けてみました。じっくり自分に向かい合い、自分にはどんな個性があるかを考えます。

「私はせっかちです」「私はアイディアを出すのが得意です」など保護者のみなさまから様々な声があがり、「私も同じです」など共感の声もあがりました。

普段から支援のフィードバックなどでたくさん会話をしてきた保護者のみなさまですが、スタッフの私たちであっても「そんな一面があるんだなぁ」と新たに知る面もたくさんありました。

次に、「私の子どもの個性」についても考えてもらいました。うちの子はマイペースでなかなか行動が進みません、うちは気持ちの切り替えがむずかしい部分があります、などこちらもたくさんのお話をきかせていただきました。

親である自分の個性と、子どもの個性について改めて向き合ってみると、「せっかちな私とマイペースなうちの子では、ぶつかることもある」など、個性があるからこそ起きる事柄も見えてきます。

今回の交流会を通して、知っていると思っていた自分の一面や子どもの一面を見直すよい機会になったとお言葉をいただくことができました。次回は就学相談をテーマとし、また保護者のみなさまとお話する機会を持ちたいと考えております。

文：発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ

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