発達支援つむぎ 桶川「葉っぱやどんぐりを使って友だちとたくさん遊んだよ」

2024.12.02

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームの異年齢グループでは、戸外活動を中心に季節のものに触れながら支援を提供しています。

秋は色々な形のどんぐりや、赤、黄と色が紅葉した葉っぱがたくさん落ちており、散歩に行くだけで多種多様な遊びをすることができます。今年度もどんぐりや落ち葉を使って子どもたちが思い思いに楽しむ姿が展開されていました。今回は、その様子をお伝えできたらと思います。

ある日の支援では、大きな筒をつなげて、どんぐりコースターをしました。

まずみんなで、どんぐりを集めるところから始めました。1人の友だちが大きなどんぐりを見つけると「どこにあったの?」「こっちだよ」と会話が生まれ、協力して集める姿や「あげるよ」と友だちにどんぐりを譲る姿がみられました。

また、実際に筒をつなげてどんぐりを転がす際には、どんぐりを転がす人、転がってきたどんぐりを集める人と役割分担をする様子がありました。「僕、ここ持つから、○○ちゃんどんぐり転がして」や「○○くん、そこ持っていて」というように自分の想いを友だちに伝え、ものを友だちと一緒に使う楽しさを体験していました。

どんぐりコースター

また、別の日の支援では、葉っぱや木の枝、画用紙、ペン、テープ等を使用して、みんなで1つのものを作ることになりました。この日は、みんなで話し、バッタの家を作ることになりました。

木の棒をたくさん集める友だち、葉っぱをたくさん集める友だち、どんぐりを探す友だち、様々で葉っぱや木の枝、どんぐりがたくさん集まりました。その後画用紙を組み立てる際には1人の友だちが「こうしたら家みたいになるよ」と舵をとり、「ここ持っていて」や「テープちょうだい」と友だちと協力して1つのものを作る姿がみられました。

「この木の棒を床にするのはどう?」と提案すると「いいんじゃない」と他者の意見を肯定し、友だちのアイディアも楽しむ姿がありました。

バッタの家

今年の秋は、友だちとものや遊びを共有し楽しむ姿がたくさん見られました。これからも子どもたちが、友だちのアイディアが面白い、一緒に遊んだら楽しかったと感じることができるように見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ

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