発達支援つむぎ 桶川「魅力いっぱい畑散歩」

2022.01.10

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームでは、12月、新しい畑の予定地で大根を収穫しました。いつもよりも長い距離を歩くことにチャレンジしました。

この畑には、某アニメ映画にも登場する手押しポンプ式の井戸があります。その他にも、隠れた名産キウイ棚の木陰等の魅力がいっぱいです。

地域の方々とも作業を通し、自然と交流が広がることも畑仕事の大きな魅力です。

活動前の下見の際にも、畑を利用している地域の方々から、ご厚意で大根をいただきました。いきいきとした葉のついた収穫したての大根を持ち帰り、その大根を見た子どもたちは「畑に行きたい!」「いつ行くの?」「どこ?」と、畑に行く前から大興奮でした。

横断歩道や歩道橋を渡って、今まで歩いたことのない道にどきどきしながら、住宅地の間を歩いていくと、急に視界が開けて畑と空が広がります。

垣根の曲がり角を曲がって、小道を抜けて畑に到着すると、大根が育っています。たくさんの大根の中から「これだ!」と思う好きな一本を選びます。

畑で収穫する大根を選ぶ子ども

大根の葉はひんやりしていて、少しちくちくします。

力強く握って「よいしょ!」「んーできないよ」「一緒にやってみよう」

大根を収穫する子ども

「せーのっ!」

収穫した大きな大根を見ると、畑に着くまでの不安な気持ちも吹き飛びます。

近くには、思いっきり遊べる広いグラウンドもあります。

グラウンドでボール遊びをする子ども

ボール遊びで体を動かした後、大根を背負いながらの帰り道でしたが、「もっと遊びたかった」という頼もしい言葉に職員も励まされました。

3月から、この畑で本格的に栽培を始めます。その頃には、菜の花や桜が見られるそうです。私たち職員もわくわくしながら、春に向けてのプログラムを考えています。歩く距離も長くなり、耕す面積も広くなりますが、子どもたち一人ひとりが自ら楽しめることを見つけ、意欲もって活動し、自然や体験の中から学びとれるよう支援していきます。

文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員

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