発達支援つむぎ 袖ケ浦「普通ってなんだろう？」

こんにちは。発達支援つむぎ 袖ケ浦ルームです。

日を追うごとに涼しくなり過ごしやすい日が増えてきました。日中は散歩しやすい日が多くなり、子どもたちは木の実拾いを楽しんでいます。

先日、あいにくの天気で散歩に行けなかった日があり、子どもたちからぬりえをしようと誘われ、一緒にぬりえをしました。アトリエから各々好きなぬりえを持ってきて色を塗り、完成してからみんなで見せ合いました。

ある男の子が完成したクワガタのぬりえを自慢げに見せてくれました。そのぬりえを見た他の男の子が、「このクワガタ黒じゃないじゃん。普通じゃないじゃん！変なのー」と一言。

その言葉を聞いた男の子は、「変じゃない！おかしくないし！」と泣きそうな顔で言い返していました。

2人のやり取りを見ていた私は、「クワガタは黒じゃないといけないのか？」「それとも茶色？」「カラフルで模様が入っているのはクワガタじゃない？」「普通ってなんだろう？」と考えさせられました。

子どもたちだって一人ひとり「普通」は違って当然ですし、発想は無限大で自由です。

「普通」が人それぞれ違うからおもしろいし、また違う視点から新たな発見が生まれるんだろうなと感じました。

子どもたちの柔軟な発想や表現を認め合えるきっかけ作りをしながら、いろいろな普通、ほかの人の普通も受け入れられるようになっていってほしいと思います。

文：発達支援つむぎ 袖ケ浦ルームスタッフ

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