発達支援つむぎ 田無「全身で春を感じよう」
2024.05.10
#発達支援
こんにちは。
発達支援つむぎ 田無ルームでは、3月末に、開園後初となる卒園児を送り出し、少し寂しい気持ちも束の間、4月より新たに加わった子どもたちや新しいスタッフたちと元気に毎日を過ごしています。戸外に出ると桜の花びらが舞っていたり、色鮮やかな草花が咲いていたり、汗ばむぐらいの陽気を肌で感じたりと、春らしい季節となってきましたね。
今回は、つむぎのマンスリーに通う子どもたちと共に、日課の活動の中で全身を使って春を感じた様子をお伝えします。
ある日の登園後、給食で使用する春キャベツの下ごしらえを子どもたちにお願いしました。「みどりー」、「きゃべつだー」と嬉しそうに手伝いをする子どもたち。キャベツのずっしりとした重さや葉の一枚一枚の柔らかさやひんやりとした冷たさ、青々しい緑の匂い等から「春」を感じることができました。
手伝いの後は、給食室まで春キャベツを運び、栄養士スタッフに渡しました。自分たちで下ごしらえした食材がどんな給食になるのかワクワクですね。
天気が良い日は散歩に出かけて自然の中で季節を感じます。毎日戸外に出ていても、日によって暑かったり、涼しかったり、風が強かったりと様々ですし、行き先が違えば、経験できる内容も変わります。
公園へ行く道中では、道端に咲いていたたんぽぽの綿毛を吹いてみたり、花を見つけてにおいを嗅いだり、触ったりと楽しそうな子どもたち。「ふわふわぁ」、「きいろー」、「花あったー」と嬉しそうに教えてくれました。
花壇のある公園では、花びらの色や大きさの違いをじっと観察して、そっと触ってみたり、葉っぱの上にある雫を突いてみたりと、自然の中で力をコントロールする経験ができるのも戸外ならではの経験ですね。
これからもつむぎでは、実際に、見て、聞いて、触って、全身で季節を感じながら、原体験の中で学びを深めていける活動を目指していきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ
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