発達支援つむぎ 田無「芋堀り」

2024.12.06

#発達支援

発達支援つむぎ 田無ルームでは、体験学習として芋堀りを行いました。今回の体験学習は「手を使って芋を掘り、収穫の喜びを体験する」ことをねらいとしています。

まずは、イメージをつけるために、絵本『おいもほり』を読みました。絵本が始まると、みんな真剣な表情で話しを聞きます。読み終わる頃には「お芋とれた!」「大きいね」と感想を言いながらイメージを膨らませていました。

つむぎから20分ほど歩いて畑へ到着すると、いろいろな野菜があり「これなに?」「なすだ!」「花咲いてるね」など子どもたちのわくわくしている様子がありました。

土の掘り方や芋の引っ張り方の説明を聞いたら、いよいよ芋掘りが始まります。すぽっ、と抜けるものから、なかなか抜けないものがあり、「うーん…できない」「一緒にやって」「あ、取れた!」と一生懸命取り組んでいる声が聞こえてきました。

土の上には小さなものから、5個程の芋が1つになった太い芋などがたくさん並んでいます。ですが、「これ、いいの?」「これは?」「これも!」とまだまだ掘りたい気持ちを抑えられない様子でした。

芋ほりの様子
芋ほりの様

後日、芋を使ってクッキングを行いました。今回作るのは、おやきです。まず、芋を洗い、ふかします。柔らかくなった芋をみんなでつぶし、くるくると丸くして焼きました。潰すことが好きな子、丸めるのが好きな子、それぞれが好きな作業を行い、おやきが完成します。給食後にも関わらず、夢中でおやきを食べ、おかわりをする子もいました。

芋を使ったクッキングの様子
作った料理を食べる様子

今回は、給食や家、お店で見ているさつまいもを、自分で収穫し、目の前で調理して食べることができました。つむぎ 田無ルームではこれからも、「ホンモノの体験」を通して経験の幅が広がり、興味を広がりや意欲的に活動に参加する力をつけられることを目指してまいります。

文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ

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