発達支援つむぎ 田無「発達支援つむぎ 田無ルーム・マンスリー支援の一日」

2025.03.14

#発達支援

今月は、発達支援つむぎ 田無ルームのマンスリー支援の一日をご紹介したいと思います。

つむぎ 田無ルームでは、平日9:00から14:00(2歳児までは13:30)までの時間を1歳児から5歳児までのお子様をお預かりして異年齢で一緒に過ごします。

登園

元気につむぎに来られる日も、気持ちがのらない日も、子どもたちのペースに合わせて入室まで見守ります。

入室後は、靴や靴下を脱ぐ、下駄箱にしまう、リュックの中から帽子を出す、棚にリュックをしまう、水分補給のためのジャグを給食室に取りに行く等、様々な動作があります。

スタッフと目を合わせて挨拶したり、友達の声を聞いたり、姿を探したり、とたくさんの関わりの中で自分のペースで作業をこなしていく子どもたちの姿が見られます。

リズム遊び

さくら・さくらんぼリズムを日課として行っています。遊びの感覚で音楽に合わせて体を動かすことで、子どもの活動的な「運動神経」、リラックスするなどの「感覚神経」バランスや体幹の「脳中枢神経」などを発達させることを目指す運動遊びです。

背骨をひねることで脳幹への刺激を送る「どんぐり」など様々な動きがありますが、ひとりひとりがやりたい動きを決めて体を動かします。

張り切って参加する子、好きな遊びだけ参加する子、友達の様子を見守る子等、それぞれ自分のペースで参加しています。

手をつなぎ輪になる子どもたち

朝の会

呼名されて返事をする、月の歌を歌う、活動内容の確認を一緒に行います。呼名を通し友達の名前を覚えたり、月ごとに変わる歌の歌詞をみてひらがなへの興味が出たり、自分でスケジュールを確認し、見通しを持って活動できたりとひとつひとつの活動にねらいと工夫が盛り込まれています。

散歩

近所の公園や田無駅等にほぼ毎日行きます。季節を感じながら、歩いたり、他者と手を繋いだり、遊具で遊んだり、友だちと追いかけっこしたりします。

スタッフは、子どもが遊びたいことを選択できるように散歩の行き先や遊び方をいくつも準備しています。

公園で遊ぶ子どもたち

給食

活動の中で一番の楽しみになっている子も多い給食。

バイキング形式での提供スタイルになっているので、自分でお皿を取り、食べる量を決めます。もちろんお替りも自由です。スタッフや友達と一緒に食べることで、今まで食べられなかった食材への興味が湧いたり、ほんの一口食べてみたりと新たな発見も生まれます。

雑巾がけ

食事の後は雑巾がけをします。

不安定な姿勢で、自分の体を支えながら雑巾がけをすることで体幹を育てていきます。

始めは上手く雑巾を前に進むことができなかった子どもも、回数を重ねるうちに少しずつ上達し、自分たちの仕事として行えるようになり部屋をきれいに保つことの大切さを学びます。

雑巾がけをする子ども

終わりの会

終わりの会では、絵本の読み聞かせをします。

読み聞かせの時間を持つことで、日中の活動で高ぶった心と体を一旦クールダウンします。

一日を振り返りしっかりと終わりを意識することで、見通しを持ちお迎えまでの時間を落ち着いて過ごすことができます。

こうして日々の支援では、生活の中で支援をすることで、一人ひとりの課題に取り組んでいきます。散歩やリズム体操、雑巾がけで体を鍛え、生活の中でルールを知り、人と関わることで社会性を育んでいきます。

文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ

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