発達支援つむぎ つつじヶ丘「今日の給食は何だろう~食への意欲を育む~」

つつじヶ丘どろんこ保育園・発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームでは、給食の時間になると、調理室で作られたできたての給食をいただきます。

つむぎつつじヶ丘ルームの給食の時間は、子どもに身につけてほしい人間力・学びの基礎として保育所保育指針が示す「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」のうち、「健康な心と体」に着目し、食への意欲や関心を育み、「生きる力」を身につけていくことをねらいとしています。

マンスリーグループの午前活動では、保育園の園児と、体を動かしておもいきり遊び、空腹を感じることで自然と食への意欲へとつなげていけるようにします。散歩から帰ってくると、調理室から良い匂いがしてきます。「今日の給食は何かな?」と、調理室の前に行き、できあがりを今か今かと待っている子もいます。

給食のワゴンを運ぶ子

給食ができたら、スタッフとワゴンを運びます。

給食は、子どもたちがそれぞれのタイミングで、給食を自分で皿に盛るバイキング形式です。食べきれる量や、他の子が食べることも考えながら、皿に盛ります。また、食べる場所は、室内や縁側のテーブルから自分で場所を選んで座ります。

自分でおかずを盛り付ける子どもたち

おかわりをしようとする子に、「他の子がまだ取っていないから、おかわりはまだだよ」と他の子の気持ちになって教える子もいます。

自分のタイミングで、自分で選んだ場所で、その時に一緒に食べたいと思う友だちと食べ、「おいしいな」「嬉しいな」という気持ちを感じながら、食への関心、意欲を育んでいます。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム 職員

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