発達支援つむぎ つつじヶ丘「かまどでお米を炊いてみよう!」

発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム・つつじヶ丘どろんこ保育園では、子どもたちが季節の食材に触れつつ、火の使い方を学ぶ機会として、「かまどでお米を炊く」行事を行いました。天気予報は雨でしたが、子どもたちの楽しみにしている気持ちが伝わったのか、当日は無事に焚火(火を焚くこと)を行うことができました。

釜に水をいれる子どもたち

お米を洗ったり、うちわで仰いで火おこしをしたり、役割分担をしながら子どもたちも一生懸命準備しました。

焚火が大きく燃え始めたらかまどにお米をセットして、いよいよ炊き始めです。焚火のまわりに子どもたちが集まり、ワクワクしながら出来上がりを待ちます。少し寒い日だったので、手をかざして「あったかいね」と暖を取っている子もいました。

炊きあがったお米

お米が炊き上がり、子どもたちの前で大きなお釜の蓋を開けると、興味深そうに見ている子や、炊き立てご飯の匂いを嗅いでいる子など、子どもたちの色々な表情が見られた瞬間でした。

ご飯を一口食べると、「おいしいね」「おかわりしたい!」と子どもたちから声があがりました。

ラップにつつんだご飯

ラップにご飯をのせてもらうと、形をととのえて「見て、三角おにぎり!」と嬉しそうに見せてくれた子もいました。他にも丸いおにぎりを作る子や、お煎餅のような平たいおにぎりを作ってみる子など、子どもたちが自分なりに考えた、素敵なおにぎりができていました。

季節の食材に触れる中で、食への意欲や子どもたちの思考力が深まった一日となりました。

ご飯にかぶりつく子ども

大人の言葉掛けがなくても、子どもたちは今までの色々な経験や記憶を頼りに、常に新しいアイディアを生み出します。子どもたちが自分自身で考え、それが形になるという経験は、子どもたちにとっての大切な学びに繋がると考えています。子どもたちが日々の新しい発見や気づきの中で、「考える力」を育んでいけるよう、これからも、子どもの力を引き出せる環境づくりに努めていきたいと思います。

(文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム 職員)

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