発達支援つむぎ つつじヶ丘「高尾山に登りました」

春の日差しが暖かい季節となりました。発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム・つつじヶ丘どろんこ保育園の子どもたちは、毎日元気よく散歩に出かけています。

こめ組の3月の遠足は、長距離散歩の集大成として、高尾山の麓から山頂まで歩いて登りました。

高尾山の資料

初めてみんなで乗る電車に、子どもたちは大喜びです。運転席の後ろでは、線路を見つめたり、「あと何駅かな?」と路線図を見ながら数えたりしていました。電車で揺られること約1時間、高尾山口駅に到着しました。

「がんばって登るぞ」というスタッフの掛け声に、「おー!」と子どもたちが答え、登山が始まりました。「動物に会えるかな?」「この木の形、面白いね」と、たくさんの木々に囲まれた山道で、楽しみを見つけながら元気いっぱいに歩いていました。

高尾山を登っていく子どもたち

途中、どこまでも続く急坂に、「疲れた」と言う声も聞こえてきました。そんな時、すれ違う登山客から「すごいね。6歳で登るなんて」「頑張ってね」とエールをいただいたり、子どもたち同士で「あと少し」と言葉をかけ合ったりしながら歩き続けていました。

道幅の狭い所がたくさんあり、すぐ横は崖になっているので、焦らずゆっくり進みます。吊り橋もあり、少しドキドキしながら渡る子どもたち姿がありました。

吊り橋を渡る子どもたち

そして、予定よりも30分早く、山頂に到着しました。「やっと着いた」「疲れたけど楽しかった」と言う子どもたちの声が聞こえてきました。お弁当を食べて「おいしい」「おかわり!」と笑顔になっていました。山頂で、みんなで食べるおにぎりは、特別美味しく感じたようでした。

お弁当をほおばる子どもたち

子どもたちは、日々戸外でたくさん遊び、高尾山登頂を目指し、長距離散歩に意欲的に取り組んできました。高尾山をみんなで登りきったという経験が、これからの子どもたちにとっての自信となることを願っています。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム スタッフ

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