発達支援つむぎ つつじヶ丘「親子グループ~ある日の出来事~」

本年度は、親子一組でスタートした親子グループですが、最近になって新しい友達が増えました。

今まで滑り台やトンネル、ボールを使った遊びはスタッフと行っていました。やりたいことをやりたい時にできる環境に、新しい友達が加わり、どうしても同じタイミングや同じ所で順番待たなくてはならなくなりました。お互い存在に意識する様子が見られ、先に行こうとしたけれど、友達に行かせてあげたり、二人で同じボールを取ろうとした時に取るのを止める様子が見られました。

そんなお子さまの姿を目の当たりにされたお母さまは、我が子の意外な一面や成長に驚かれていました。また、友達がトランポリンに楽しそうに跳び乗りジャンプしている姿を見て、初めてトランポリンに乗ってみる姿も見られました。

園庭に出た子どもたち

その日が裸足で外に出るのが初めてだったようで一瞬ためらう様子が見られましたが、友達の楽しそうな後ろ姿に引き込まれるように裸足で園庭を歩き追いかけていきました。「今まで裸足で一度も外に出たことがないんです」とお母さまは驚いていました。泥にはさすがに裸足では入らないと思っていたら、友達が夢中で泥遊びをしている姿に、「自分も」と思ったようで泥に足や手を入れて遊び始め、二人での泥遊びが始まりました。

友達と水を入れて遊ぶ様子
泥遊びをする子どもたち

まだ、小さいながらも響きあう二人の姿が見られました。

大人が言葉をかけていくよりも、友達の楽しそうな姿は苦手なことも乗り越えて、できることが増えていきました。保護者様はそんなお子さまの新たな一面に驚かれていました。「遊びたい」「楽しい」という気持ちは子どもたちの成長につながるんだと実感した1日でした。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム職員

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