発達支援つむぎ つつじヶ丘「食育体験~焚き火でうどん作り~」

発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームでは、併設しているつつじヶ丘どろんこ保育園の園児と日々の生活を送り、一緒に色々な体験や発見をしています。今回は、「焚き火でうどん作り」の行事の様子を紹介します。

行事は2日間に渡り行われました。前日の生地作りは全クラスで、当日の生地を伸ばして切る作業は5歳児こめ組を中心に行いました。つむぎの子どもたちも様子を見てそれぞれができそうなタイミングで作業に参加しています。

A君は焚き火が気になるようで、職員が準備を始めるとすぐに近寄りじっと見ていました。火の様子を覗き込んで見たりうどんを混ぜる作業を手伝ったりしていました。職員が火加減を見ながら差し水をしていると、A君も泥遊び用のバケツに自分で水を汲む姿が見られました。そこでスタッフが「ぐつぐつしたらね、白くなってきたら入れるんだよ」等と言葉をかけ、調理用の鍋を渡すと真似をして一生懸命手伝っていました。

焚き火を観察する子ども

B君は最初は興味を示さず、しばらく好きな遊びをしていました。スタッフが麺棒を見せながら誘うと、自分から手を伸ばす様子が見られました。興味関心はそれぞれ違いますが、個々に合わせて参加の仕方を考えています。スタッフが「おおきくなーれ」と言いながら一緒に麺棒を持って伸ばすと、声を出しながら嬉しそうに取り組む姿がありました。

子どものタイミングに合わせてスタッフと一緒に参加するという形で、うどん作りを体験することができました。

麺棒で生地を伸ばす子ども

こちらは自分たちで作ったうどんを給食で食べている様子です。一緒に食べていた子どもたちも、「美味しい美味しい」と言いながら、いつも食べているうどんとの違いや感想を言い合っていました。手作りうどんを頬張る子どもたちの姿から見ても、やはり自分たちで作ったうどんは別格なようですね。

うどんを食べる様子

今後も、マンスリーの子どもたちの日々の様子や行事の内容・様子をしっかりと捉えた上で、スタッフや園児と共に行事に参加し、様々な体験や新しい発見ができる機会を設けていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームスタッフ

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