発達支援つむぎつつじヶ丘「収穫した野菜で調理活動」

2024.10.10

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎつつじヶ丘ルームです。

先月のブログにて野菜の看板づくりや野菜カレンダーについてお伝えいたしましたが、今回のブログでは、実際に育てた野菜を使った食育の様子を紹介したいと思います。

今回は収穫した野菜で ①野菜ジュース ②夏野菜カレーの2つの活動に分けて調理活動を行い、それぞれ夏野菜の調理を楽しみました。

まずは、野菜の収穫です。つむぎに来るたびに自分たちで水をあげて、少しずつ大きくなってきた野菜たちを自分たちで収穫します。それぞれの料理にどのような野菜が必要なのか、どの程度育っている野菜なら収穫しても大丈夫か、みんなで相談しながら収穫しました。

収穫の後は、調理です。

どのように調理を行うか、みんな真剣にスタッフの話を聞いています。実際に調理をしてみると、育てた野菜について「種があるよ」「中身が〇色だよ」と自分で見て感じたことを共有しあう姿がありました。少しずつ収穫した野菜がいつも見慣れている料理に変わっていくこと姿を見ながら、食べたそうに覗いています。

調理が終わればお楽しみの実食です。自分たちが想像していた通りにできたグループもあれば、イメージと違って少し戸惑う様子も見られました。普段、あまり口数が多くなかったり、発語に課題があったりする子どもたちも、グループの子どもたち同士で味を伝えあったり、表情や身振り手振りで伝えようとしてくれたりする姿が見られました。つむぎではこのように経験を通して、「伝えたい」という気持ちを育み、自分の気持ちの言語化を促しております。