発達支援つむぎ 内箕輪「瓜とり大作戦!」
2023.10.05
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 内箕輪ルームです。今回は、7月のブログで紹介させて頂いた畑づくりの続編をお伝え致します。
※7月畑づくりの様子は下記URLをご参照ください。
園内にある大きな畑に植えたピーマンやナスは子どもたちが日々水やり、草取り等の畑仕事を行う中で、すくすくと成長し立派な実を付けました。
成長し、収穫した野菜は日々給食の中で提供したり、毎月のクッキングの中で使用したりしています。
夏野菜の収穫が終わりに近づいてきたある日、フェンス越しに植えた瓜が大きな実を付けていることにAちゃんが気づきました。「みて!大きな野菜ができてるよ」と近くの友達に伝えます。「取りたいね!食べてみたいね!」など会話が広がる中で、Bちゃんは瓜が園のフェンスの外に実を付けていることに気が付きました。
ここから瓜を取るにはどうしたら良いか、子どもたちで会議が始まりました。
数人で、瓜を手で持ちリレーで運ぶアイディア等様々な意見が出た時、Cちゃんが閃き「紐で引っ張ったら取れるかもしれないよ!」と言うと、「いいね!」と盛り上がり、紐で引いて取ることになりました。
保育者が瓜に紐を付け、「せーの!」という合図で協力し引っ張ります。
力を合わせて引っ張ったことで、フェンスの外から瓜を無事収穫することができました。
おやつの時間にスプーンを使い瓜の種取りを行い、子ども用包丁を使い順番に一口大に切りました。切っている間も「これ何?」「瓜ってどんな味なの?」と瓜に興味を持つ姿や、 食べることを楽しみにする姿が見られました。
一口大に切り終わり、塩もみしたらいよいよ実食です。
野菜が苦手な子も「食べてみたい」と一口チャレンジしてみます。
「甘くて柔らかい!」「メロンみたいな味がする」「きゅうりにも似てるね」「美味しくない」など想像していた瓜の味と、実際に食べた味その違いに驚く子や、「瓜美味しいよ」と友達に勧めに行く子など、様々な子どもたちの姿が見られました。
瓜だけでなく、秋から冬に向けて冬野菜などの種まき、収穫が始まっていくので自分で育て、収穫し食すといった「原体験」を今後も大切にしていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 内箕輪ルームスタッフ
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