発達支援つむぎ 内箕輪「デイキャンプ」
2024.08.08
#発達支援
今回は、今年度初の保護者参加行事「こめぐみ(年長児)デイキャンプ」の様子をお伝えいたします。
前日まであいにくの天気だったため、子どもたちから「明日は晴れるかな?」と心配する声が上がっていましたが、当日はみんなの願いが届き、快晴となりデイキャンプ日和のなか開催することができました。
今回のデイキャンプでは、親子で近隣の運動公園へ散歩、制作、火起こし体験、カレー作りを行ないました。
散歩では親子で手を繋ぐ子、いつものように友だち同士で手を繋ぐ子がおり、期待感溢れる表情で出発しました。
公園についてからは、じゃんけん列車やこの後の制作で使用するための落ち葉や木の実拾いをしました。日々の散歩でよく行っている運動公園ですが、保護者の方と一緒に行く散歩は特別感があり、暑い中ではありましたが太陽に負けないくらいの眩しい笑顔がたくさん見られました。
帰園後は水分補給と少し休憩をしてからグループに分かれてカレー作りと火起こし体験をしました。
事前に子どもたちで話し合い、人参、玉ねぎ、じゃがいもの3チームに分かれて、各家庭からそれぞれの食材とお米を持ち寄ってカレーを作りました。ピーラーや包丁の使い方、大きさを揃えて切るなど、1つ1つの過程で気をつけるポイントを伝えながら取り組みます。はじめは親子で一緒に切る姿が多く見られましたが、何回か行なう中で1人で挑戦してみる姿も見られました。
また、今回の火起こし体験はマッチを使用しました。マッチの持ち方、擦る方向、細い枝と太い枝の役割の違いなど、真剣な表情で説明を聞いていました。実際にマッチを使用してみると、恐怖心からなかなか火が着かない子、火が着いたマッチを投げ入れる子、保護者の方にも今回初めてマッチを使った方もいて、貴重な体験の機会となりました。
カレーが出来上がるまでの間、散歩先で拾ってきた自然物や折り紙を使って写真立て作りをしました。
お気に入りの葉っぱをたくさん貼ったり、色々な種類の木の実や葉っぱを貼ったりと、友だちや保護者の方と会話しながら楽しい雰囲気の中、思い思いの素敵な写真立てが完成しました。
最後にみんなで作ったカレーを食べます。自分たちで作ったカレーは格別の美味しさで、「おいしいね」「これ、私が切った人参かな」などとお話しながら何度もおかわりをして食べる姿が見られました。
今回のデイキャンプを通して、初めての体験に緊張した表情、友だちや保護者の方と一緒に体験することで張り切る姿や勇気を出して挑戦してみようとする姿など、さまざまな表情が見られました。そして、充実感で溢れた表情で帰られていく姿が印象的でした。たくさんのご参加、ありがとうございました。
今後もホンモノの体験、さまざまな経験を重ねていきながら、子どもたちの深い学びの場を作り続けていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 内箕輪ルームスタッフ
発達支援つむぎ 内箕輪ルーム施設情報を見る