子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「大根の試食会」

畑では冬野菜の大根が大きくなり、子どもたちと収穫に行きました。大きな大根を抜こうとしても根が張っており、なかなか一人では抜けません。「誰か手伝ってー」と友達に声をかけると「どうしたどうした」と集まり、協力し合って大根抜き大会の始まりです。大根を引っ張る子、その友達を引っ張る子…とまさに絵本さながらの姿が見られました。

抜けた大根の大きさに子どもたちもびっくりしながらも嬉しそうな笑顔が見られました。

大根を収穫する子どもたち

収穫した大根は自分たちできれいに洗って給食室へ持っていきます。冷たい水でも自分たちが収穫した野菜だと嬉しそうに洗っていました。

収穫した大根を洗う子どもたち
大根を給食室に持っていく子どもたち

給食室に持っていった大根は少し味を付けて調理してもらいました。収穫した大根と調理した大根を並べてみると、その違いに子どもたちも興味津々な様子で見ています。

給食とは違い、手に持った紙カップに少しずつ大根を入れてもらうと不思議そうに見つめてみたり、匂いを嗅いでみたりと確認しながら、パクっと一口…。

一口でおしまいの子もいれば、何度もおかわりしている子もいて、給食とはまた違う特別な外での試食会をそれぞれ楽しんでいました。

調理した大根を食べる子どもたち

自分たちで育てて、自分たちで収穫したから、給食ではなかなか手が出ない野菜にも興味をもって食べてみようと思う気持ちが見られていたのかもしれません。そういった気持ちの育ちを大事にしていけるように畑仕事を行っていきたいと思っています。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園職員

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