子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「つむぎ浦和美園の田植えシーズン到来」

梅雨のしっとりとした空気のなか、緑が深くなる季節になりました。今年も子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園では、小学生を中心にお米づくりの幕開けです。

稲づくりに試行錯誤する子どもたち

今年度は、昨年つくったお米の籾から稲を作る準備段階にも挑戦しました。稲を作るには、土と泥どちらを使えばよいのかを子ども同士で話し合い、「どっちも使ってやってみようよ」と話がまとまり実施していました。籾を植える位置や水の量など、大人が教えるのではなく子どもたちが考え、育てるために工夫をしていました。今回籾は発芽せずに失敗しましたが、お米の成長のために思考する姿は昨年よりも頼もしく見えました。

田植えに挑戦する子ども

いよいよ田植えの当日を迎え、子どもたちは意気揚々と田んぼに入っていきます。昨年田植えを経験している2、3年生は、1年生を先導するようにやり方を見せる姿がありました。

田んぼの中に入る子どもたち

また、昨年は泥が苦手で田んぼに入れなかった子も、今年は泥まみれになって田んぼの中を走り回ったりと、継続した戸外活動の積み重ねによる力を感じました。

田植え後のたんぼの様子

出来上がった田んぼは、子どもたちの気づきや生き物の成長を感じる場所となっています。秋の収穫に向けて、今後はさらに戸外活動に力をいれていきたいと思います。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園職員

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