子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「給食から畑仕事へ~地球にやさしい野菜作り~」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園では、SDGsの観点から給食の残食を、畑で土や堆肥と混ぜ合わせて肥料にしています。

給食室では、給食で出た残食の量を計って毎日どれくらい食べ残しがあるかを調べています。そして食べ残しが多かった食材をどのように工夫したら次回子どもたちがよく食べてくれるかを考えてメニューを再考しています。

そんな工夫の中でも野菜の皮や残食は出てしまいます。その残食を肥料に変え、子どもたちの行っている畑仕事へと繋げています。

残食は給食室からスタッフへ渡され畑の一角に作った手作り肥料箱に入れられます。

給食の残食

その中には残食以外にも地域とつながり、公園の木を伐採し細かく砕いた木くずや、近所のスーパーで貰った米ぬかと一緒に混ぜておきます。

残食を混ぜて肥料をつくる様子
残食を混ぜて肥料をつくる様子

それらを2ヶ月ほど寝かすことで栄養満点な肥料となります。まっさらな空き地から作っているセンターの畑はなかなか栄養がありません。その中に手作り肥料を入れることで、今年もたくさんの野菜が大きく成長しました。

畑仕事をする子どもたち

肥料づくりを今はスタッフが行っていますが、子どもたちと一緒に近所へ米ぬかを貰いに行ったり、ヤギの糞を集め堆肥と一緒に混ぜたりする作業を少しずつ子どもたちと一緒に行っていきたいと思っています。

みんなが食べている給食が畑の肥料となり、またそこで収穫した野菜をみんなで食べるという循環を日々の活動に繋げていきながら活動を展開していきたいと思います。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園職員

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