子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「『実り』の交換会 ~干柿編~」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の縁側では、去年に続き2回目の干柿作りを行いました。

今年は同じどろんこ会グループの南魚沼どろんこ保育園からたくさんの柿をお裾分けしていただきました。しかし渋柿だったのでそのままではなかなか食べることができませんでした。それでも子ども達は玄関のカウンターに置いてある柿を見て「わあ、柿だ」と興味津々。「渋くて食べられないよ」とスタッフに言われてもかじってみたくなる気持ちを抑えられない子もいました。

そんな柿を用務のスタッフが丁寧に一つずつ皮を剥いて、縁側に吊るしました。

初めは不思議そうに眺めていた子もいましたが、いつの間にか柿が干してある風景が日常の景色と化して忘れてしまったかのように遊んでいる様子も見られていました。日に日にしぼんでそろそろ食べごろになった干柿をどうしようかスタッフたちが考えていたら、美味しそうに出来上がった事に気付き始める子が出て来ました。

干し柿のある風景

縁側給食の後にデザートのように干柿を食べたり、たくさん遊んだ後に小腹を満たすかのように食べたり、一度食べて美味しさを知った子がこっそりスタッフと一緒に嬉しそうに食べている様子が見られるようになりました。

渋かった柿が、甘い干柿に変わっていく不思議を、実体験を通して知った冬のお裾分けでした。

干し柿を食べる子どもたち

今後もそういった各地の園の「実り」の交換会などを通してより広い交流を持てていけたら良いなと考えています。

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の畑で作った野菜なども他園の子ども達と美味しさを分け合えたらいいなと思います。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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