子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「春の心地よさを感じて」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園では温かく気持ちの良い陽気とともに、新年度が始まりました。子どもたちは、毎日の日課である散歩を楽しんでいます。

散歩を楽しむ子どもたち

友だちと手をつなぎ、目的地に向かってつむぎ浦和美園を出発します。

自然と年長児が年少児の手をとり「一緒にいこうね」と声をかけていたり、「公園ついたら鬼ごっこしよう」と子ども同士で約束をしていたりと、やりとりが拡がっています。

いつのまにかお姉さんお兄さん意識が芽生えて、年下の子に気遣う様子に「にんげん力」の育ちを感じました。

菜の花を眺める子どもたち

春になると川沿いに満開の菜の花が咲きます。子どもたちの間では、「黄色いお花きれいだね」「てんとう虫もとまっている」などの言葉が飛び交います。「これでお花屋さんをしよう」と花を摘み、見通しをもって活動につなげていました。

暖かくて過ごしやすいこの季節は、絶好の道草散歩日和です。散歩を通して、春の季節を知って様々なことに気づき、視野を拡げていく。そのようなねらいをもって子どもたちと一緒に、これからも活動を楽しんでいきたいと思います。

幼虫を観察する子どもたち

歩き進むと、道端に一匹の幼虫を見つけました。一人の子どもが、「虫がいる!」と声をあげると、「なになに」「僕にも見せて」とワクワクした表情で次々と、駆け寄ってきます。

自然と輪ができて、「動いているね」「触ってみる?」などと子ども同士で活動を共有している姿がありました。

安心した環境で、安心できる大人や友だちと過ごす時間は、様々なことに興味を持てるきっかけとなります。

今後もつむぎの活動からつながる子どもたちの興味関心を受け止め、保護者の方と情報共有をしていきながら、活動を展開していきます。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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