子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「放デイの一年間」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の放課後等デイサービスでは、毎日の日課や戸外活動、室内遊びを通して、友だちと一緒に成長する姿が日々みられています。

長距離散歩、泥遊び、水遊び、動物の世話、畑仕事、おやつ調理、焚き火活動、表現活動を通して秋には作品展も行いました。

焚き火の季節には暖を取りながらおやつを焼き、火の便利さと危険を知ることができました。

焚き火でおやつを作る様子

性教育、子どもの人権、災害についての話など、社会生活を送る上で大切な話を聞き自分たちの力で考える力も育みました。日々の経験を通して自分の思ったことを友だちに伝えて、意見を交わす姿も増えました。

性教育を受ける子どもたち

ぞうきんがけがなかなかうまくできずに悔しくて泣いていた一年生も、今では率先して掃除を行ってくれます。

使った部屋の掃除はもちろん、おやつで使用したお皿も洗うことで、自分で使った物を綺麗にする意識を高めることができています。

就学前は食べられる物が限られていた子が「今日のおやつなに?」とつむぎで出るおやつを楽しみにして来て、今では様々な食材に挑戦する姿がみられます。

公園でおやつを食べる子どもたち

昨年の春は個々で遊ぶ姿が多かった子どもたちですが、今では子ども同士で誘い合い集団で遊ぶ姿に変わってきています。細かいルールはまだ理解が難しい子も、友だちと一緒に遊びたいという思いを感じます。喧嘩をしてもそのたびに全力で子ども同士でぶつかり合い、自分たちで解決しようとするたくましい姿に成長しました。

公園で一緒に遊ぶ子どもたち

一年生と二年生は進級し、三年生は進級とともにつむぎを卒業し、春からはそれぞれ新しい環境になります。つむぎで経験したことを力にし、それぞれのステージで羽ばたいていくことを楽しみにしています。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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