子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「またひとつ大きくなったよ(2歳児マンスリー)」

雨が降り、まだまだ寒い日が続いていた3月。子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園では、粗大での運動遊びが子どもたちに人気です。

粗大運動では、全身を大きく使うことで、日常生活の土台となる体の動きを培うことをねらいとしています。

2歳児は、初めて見るスイングや一本橋に興味を持ち、大人の言葉がけが無くても、自ら取り組む姿がありました。一本橋では不安定さを感じて、自分から手を差し出して援助要求を出すなど、他者とのやり取りに繋がる様子も見られました。

一本橋を渡る子どもたち

スイングは、ブランコのように前後に揺れることで、感覚刺激を満たしてくれます。傾きすぎて落ちそうになると、自らバランスを取ろうと、不安定さを楽しんだり、友だちと一緒に過ごす喜びを感じたりする様子が伺えました。

スタッフと一緒にブランコに乗る子どもたち

3月に入り、進級に向けて親子で一緒に給食を食べる体験を行いました。給食の準備を積極的にしようとする姿も見られ、お兄さんお姉さんの真似をしてテーブルを拭いたり椅子や茶碗を自分で運んだりする子もいました。

親子で一緒に食事を取る中で、保護者とスタッフとで「家では何の魚をよく食べるんですか?」「果物が好きなんですね」などの会話が広がり、保護者と交流する場にもなりました。

給食を食べる子どもたちと見守る保護者

4月からは保護者から離れての給食になりますが、子どもたちそれぞれのペースで、食事を取ることの楽しさを感じていければと思います。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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