子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「五感を育む~あそびの選択~」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園のマンスリーの子どもたちは4月から継続して感触遊びを中心とした五感を育む遊びを行っています。

小麦粘土の感触を楽しむ子どもたち

梅雨の雨の日には、室内で小麦粉粘土を実施しました。小麦粉が手からさらさら落ちていく触感を感じた後、粉に少しずつ水をいれていき粘り気を出しました。その変化に気づき、粉がまとまっていく変化を面白く感じる子もいれば、水を入れすぎて形にできずに試行錯誤する子もいました。

雨の日の散歩を楽しむ子どもたち

また別の日には、小雨の中でも園庭に出たいという子どもたちの発信で、カッパを着て園庭で過ごす日もありました。さらに、「雨の日散歩」という名目で、カッパを着て園の周辺を散歩しました。葉っぱに落ちる雨音に気づき、「雨の音がする」と雨ならではの発見がありました。雨の日も、戸外で子どもたちの声が響き渡っています。

梅雨が明け、暑い日が始まると水遊びが始まりました。水遊びでは全身で水を浴びて水の冷たさや気持ちよさを感じています。また、絵の具遊びから色水遊びへの展開もみられています。するとジュースやさんごっこに発展し、「青色と赤色を混ぜたら何色になるかな」という声も聞こえ、色が変わっていく不思議さに気づく様子も見られました。

水や泡で遊ぶ子どもたち

最近は、水遊びがさらに発展して、泡遊びを実施しています。水に固形石鹸をいれて、かき混ぜるとどんどん泡が立っていきます。その不思議さに気づいて、手や足や顔に泡をつけて全身で感触を楽しむ姿がありました。泡をたくさん作って、友だち同士で協力して泡の川を作る遊びに発展していきました。

これからも、毎日の遊びや生活の中に様々な体験の機会を用意していくことで、子どもたちの興味や可能性を広げていけるような支援をしていきたいと考えています。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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