子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「知らない世界を知ってみよう~異文化交流~」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の放課後等デイサービスでは、11月21日に保護者のご協力の元、異文化交流を行いました。はじめの会で、地図を見て場所を確認した時は、いつもの表情と変わることはなかったのですが、友達のお母さんが「チマチョゴリ」を着て登場した時には、子どもたちは驚き、息をのんでいました。

保護者と子どもたちの集合写真

保護者がいらっしゃる前に、みんなでどこの国のお話なのかを確認しました。世界地図から日本を見つけるのは、簡単だったのですが、韓国を探すことは難しく、世界地図ではなくアジア地域の地図でやっと見つけることができました。「近いね」、「飛行機で行ける」など普段あまり見ない地図で、思い思いの気持ちを発表していました。

みんなでアジアの地図を見る子どもたち

おやつの時間でも、食を通して異文化を体験しました。「ソトクソトク」(トッポッキとソーセージの串焼き)を、トッポッキを作ることから始めました。いつものおやつとは違い、子ども達も興味津々でした。「ソトクソトク」を作る工程で、「計量カップで50ccを量る」や、「ミキサーを使う」など普段使わない道具を使うことや、液体から生地をまとめていくことなど、それぞれの工程を楽しんでいる様子が見られました。

料理の様子

お母さんが子どもたちに向けてゆっくりとお話をしてくださいました。あいさつは朝、昼、晩関係なく「アニョハセヨ」と言います。また、親しい人とは「パン モッゴソヨ(ご飯食べた)?」をあいさつで使うと聞くと、「えぇ、なんで」と言う質問が出ていました。じゃんけんの呼び名が違うことや、チョキの形が違うことに驚き、すぐに使って遊びたいけれど、なかなか言葉を覚えられずに、奮闘している姿も見られました。

元気よく手を挙げる子ども

学校ではなかなか触れることの少ない言語、民族衣装、そして軽食までを経験し、自分たちの知っていることが世界のすべてではない、ということも体験できた貴重な機会となりました。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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