発達支援つむぎ 八山田「ケガをしない強い体を育てる~雑巾がけ~」

2023.06.01

#発達支援

発達支援つむぎ 八山田ルームは八山田どろんこ保育園との併設園で、毎日の日課を保育園の子どもたちと一緒に行っています。

今回は日課の中の雑巾がけの様子を紹介します。雑巾がけは、四つ這いになり手足で自分の身体を支えながら行うことで、転んでも自分の身体を支えることができる力を身につけることにつながります。手足の力を調整しながら、バランスをとり前に進む雑巾がけは全身運動になります。

また、自分が過ごす場所を自分できれいにするために、雑巾がけをスタッフと一緒に行っています。スタッフや友だちの動きを見ていたり、雑巾を手に取ったり、バケツの水をもったりと興味を持つ場所は一人ひとり違いますが、興味を持ったタイミングを見逃さず、丁寧に関わっています。

床をぞうきんで拭く子ども

みんなが行っているタイミングで一緒に行う子もいれば、だれもいなくなったタイミングで行う子もいます。

ぞうきんがけをする子どもたち

「滑るよ」と言って足が滑ってしまうことに気づくと、両足でジャンプしながら行てみたり、つま先だけでなく足の裏すべてつけて行ってみたり、子どもたちなりに考えてやってみる姿が見られました。

手すりを拭く子ども

雑巾がけが終わると窓のところへ行き、「おそうじ」と言って窓の掃除を始めていました。雑巾がけは床だけでなく、掃除するものという認識があり自分で掃除を始める姿がありました。

一人ひとりの興味を持つタイミングを大事にし、子どもたちなりに考えて行動する姿を見守りながらこれからも日課の雑巾がけを継続し、ケガをしない強い体に育てていけるようにしたいと思います。

文:発達支援つむぎ 八山田ルーム スタッフ

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