発達支援つむぎ 八山田「力を合わせて」
2024.10.03
#発達支援
暑かった夏も終わりが近づき、朝晩は少し肌寒い季節になってきました。まだまだ夏を満喫したい子どもたちは疲れを知ることなく外遊びを楽しみます。
遊びに行った広場では、草刈りが終わり大量の枯れ草が集められていました。「先生これなに?」「たくさんあるね!」「いっぱい集めてみようよ」と子どもたちは興味津々です。それぞれが協力しながら1か所に枯れ草を集めます。広場中の枯れ草を集めるとまるで鳥の巣のような大きな塊ができあがりました。
「みんなでやったらすぐ出来たね!」「鳥の巣みたいだね!」「ベッドにしたら寝られるかな?」と大興奮の子どもたち。友だちとみんなで協力して作った達成感を味わいながら、草のベッドに身を沈めてその感触を楽しんでいました。
広場ではかけっこ、リレーなどのアクティブな遊びも行います。それぞれが自分の持てる力を精一杯振り絞り、全力を尽くして走ります。
しかし、「競争」という勝負の場では自分の思うようなパフォーマンスが出来ず、悔しくて泣いてしまう子もいます。時には走っている最中に気持ちが切れてしまい立ち止まってしまう子もいます。それを目にした友だちは、「がんばれ!」「あと少しだよ!」と応援します。最後には友だち、先生に応援されながらしっかりと走りきることができました。
こうして、日々の遊びを通して友だちと力を合わせることを子どもたちは学んでいきます。互いに協力することの楽しさ、達成感を味わう姿をこれからも見守っていきます。
文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ
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