発達支援つむぎ 八山田「子どもたちの変化」

すっかり秋から冬へと移り変わりました。

保育園の築山や畑に霜がおりて白くなり、子どもたちは少しずつ変わりを見せる景色に気がつき、楽しんでいます。子どもたちの間にも少しずつ変化がみられました。

ある日、周りの遊びに気がつき、じっとその様子を見て、「混ざりたいのかな？」「やってみたいのかな？」と感じる場面がありました。

「あれ一緒にやる？」

とスタッフが声をかけると、スタッフの手をぎゅっと握りしめ、輪の中に入っていきます。初めは少し緊張していましたが、だんだんと笑顔になり、その中にいることを楽しんでいました。

また遊びの中で手を離してしまった時は都度言葉をかけて、手を握ったり、握る手の角度を変えてみたり、ジャンケンができない子の代わりにやってあげようとしたり、どうしたら一緒にできるかを自然と考え、提案してくれる保育園の子どもたちの姿も見られました。

つむぎ 八山田ルームは八山田どろんこ保育園に併設しているため、保育園に通う子どもたちと一緒に生活をしています。

子どもたちは子どもたちなりに相手のことを理解し、できないことや困っている時に自然と言葉をかけて、手を差し伸べる姿があります。つむぎ 八山田ルーム、八山田どろんこ保育園、どちらを利用しているかは子どもたちには関係ありません。それぞれがそれぞれを理解し、受け入れ、歩みよることで絆ができているように思います。

これからも子どもたちの変化に目を向け、私たち自身も一緒に変化していきたいと思います。

文：発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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