発達支援つむぎ 八山田「生活発表会」

2025.03.06

#発達支援

2月は「生活発表会」が控えており、練習にも熱が入ります。

つむぎの子どもたちも保育園に在園の子どもたちに混ざり、歌や劇の練習に一生懸命取り組みました。

だいず組(3歳児)は「どうぞのいす」という演題で劇をやります。歌、セリフ、動きなど様々な事を周りの様子を見て頑張る姿が見られました。時には自身の入る場所がわからなくなったり、次の動きがわからなくなったりすることもありましたが、スタッフの支援もあり、自分なりの表現を楽しむ姿が見られました。その中で、隣のお友だちが手を繋いで誘導したり、優しく教えてくれたりと助け合う姿も見られ、保育園、つむぎ関係なく当たり前に手を取り合うことの大切さを教えてくれたようでした。

「どうぞのいす」の劇に取り組む子どもたちの様子

こめ組(5歳児)は鍵盤ハーモニカの演奏、劇「さるかに合戦」、チャレンジなどのプログラムが組まれています。劇でのセリフや動き、歌、鍵盤の練習、チャレンジの練習など盛りだくさんな内容でしたが、こめ組にとっては最後の生活発表会で、そこにかける思いも人一倍強くなり、一つずつ、少しずつ地道な練習を重ねていき、時にはくじけて泣いてしまう事や、上手く行かない事への気持ちの葛藤をしながら全てを完成まで持っていくことが出来ました。

鍵盤ハーモニカの演奏に取り組む子どもたちの様子
劇「さるかに合戦」に取り組む子どもたちの様子

4月からは学年が変わり、だいず組はむぎ組へ、むぎ組はこめ組へ、こめ組は小学校や支援学校とそれぞれ環境が変わっていきます。最初は慣れない環境に戸惑うこともあるかもしれませんが、保育園やつむぎでの人との関わり、心の葛藤、みんなで作り上げる喜び、成功した時の嬉しさはこれからの人生にとってかけがえのない財産になることと思います。ここでの経験を胸に次の場所でも頑張ってくれることを心から願っています。

文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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