発達支援つむぎ 横浜東口「墨汁で遊ぼう」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームの1月の体験学習では、お正月の風物詩である「書き初め」にちなんで、「墨汁遊び」をしました。

今回は子ども支援発達センターつむぎ 浦和美園から譲っていただいた藁で、巨大な筆も用意しました。子どもたちは大きな筆に興味津々。どの子どもたちも初めて会う友だちと積極的に関わり、順番を守って楽しく筆で遊ぶことができました。

藁で作った大きな筆

別のコーナーでは、「魚拓」にも挑戦しました。パックに入っていないホンモノの魚を見て、不思議そうにじっと見つめる子や、においを嗅いで「くさーい」と顔をしかめる子など、ホンモノに触れてそれぞれが思い思いに表現していました。

魚拓用の魚

はじめは墨汁を見て、汚れることに抵抗感を感じていた子も、友だちの楽しそうな姿を見て一緒に活動に参加することができました。大きな藁の筆を使って模造紙いっぱいに線を描いたり、筆を振って墨汁が飛び散る様子を楽しんだり、どの子も生き生きと墨汁遊びに取り組んでいました。

墨汁で表現することを楽しむ子どもたち
墨汁でとった手形

「魚の匂い、嫌がるかな?」「墨汁の汚れを嫌がって、活動を楽しめなかったらどうしよう」など、活動前は職員もドキドキでしたが、子どもたちの笑顔や素敵な関わりをたくさん見ることができ、日本の文化の楽しさを分かち合える時間になりました。

文:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム 職員

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