発達支援つむぎ 横浜東口「未就園児の食育支援」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームでは、「食べること」や「食べるための準備」などの食育も支援プログラムに取り込んで、幼少期から「食べる」ことに関心を持てるような取り組みを大切にしています。それは、厚生労働省が制定した保育所保育指針で謳われている5領域の中の「健康」・「人間関係」・「言葉」・「表現」をねらいとする活動です。

「食べる」ことで作られる健康な体は、心の安定をもたらします。そして、活動で芽生える「おいしい」・「楽しい」気持ちは友だちとの「人間関係」を育みます。友だちとの関りは「伝えたい」気持ちを育み、「言葉」の持つ力に触れる経験につながります。

私たちは、このようなねらいを持ってスローステップで、子どもたちと一緒に「食育プログラム」に取り組んでいます。ある未就園児のグループでは弁当を準備していただいています。保護者の方の愛情いっぱいの弁当です。まずは、「食べること」を楽しく経験するところから始めます。

弁当

次のステップでは、自ら食をこしらえてみることにチャレンジします。ご飯に好きなふりかけを混ぜる、それをラップで包み握る、という難しい作業も職員と一緒に取り組むことできました。とても集中して楽しくできました。

おにぎり作り

今度は、ひとりで握ってみます。

おにぎりを握る子
かわいい、おいしそうなおにぎりができあがり、友だちと一緒にいただきました。

子どもが握ったおにぎり

「おにぎり作り」では、見通しを持ち、作業工程を確認しながら進めることが経験できました。自分のおにぎりを友だちに「おいしそう」と褒めてもらえた経験は嬉しい思い出と自信に繋がる経験だったと感じます。笑顔で一緒に「いただきます」を言い、楽しく食事をしている姿からは子ども同士の関係性が感じられる時間でした。

他にもつむぎ横浜東口ルームでは、様々な食育プログラムに取り組んでいます。併せてご覧ください。

いちごジャム作り

落花生収穫

梅ジュース作り

文:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム 職員

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