発達支援つむぎ 横浜東口「バトンを受け継ぐ畑仕事~初夏のジャガイモ掘り~」
2022.07.14
#発達支援
発達支援つむぎ 横浜東口ルームは、「地域活動ホーム ガッツ・びーと 西」の屋上をお借りして、戸外活動として畑仕事を行っています。昨年度の1月頃に年長児グループでジャガイモの苗を植えました。植えた子どもたちが卒園した後も、ジャガイモはすくすく育ち、元気な葉の上には、てんとう虫も遊びに来ていました。
そして、今年度の年長・年中児グループに畑仕事を引き継ぎます。大きくなったジャガイモをみんなで収穫です。
最初にジャガイモの茎を引っ張り上げ、ジャガイモが取りやすいようにします。次に、茎や葉っぱを回収しながら、土の中に埋まっているジャガイモを掘り起こしていきます。今回はシャベルを使わず、ジャガイモを傷つけないように素手で掘っていきます。大きいジャガイモを片手で持ち上げ、「見て!こんなに大きい!」「またあった!」とみんなで大喜び。発見や驚きを共有しながらみんなで収穫を頑張りました。タライの中は収穫したジャガイモでいっぱい。一人では持ちきれないほど重いので、二人で協力しながら運びました。
その後、ジャガイモをつむぎ横浜東口ルームに持ち帰り、ジャガイモを植えた卒園生たちにもおすそ分けをしました。久しぶりにつむぎ横浜東口ルームにきた卒園生は、大きくなったジャガイモを嬉しそうに受け取り、「肉じゃがにするんだ」「ポテトチップがいいな」など、これからどんな風に調理をしようか、目を輝かせながら話していました。
後日、偶然遊びに来た卒園生は、利用中の保護者様に、「ジャガイモ美味しかったよ、ありがとうね」とお礼を言われ、とても照れた表情をしていました。その表情は誇らしいようにも感じました。
自分で畑仕事・調理をし、自分で食べる経験や、誰かに感謝される経験を通して、嬉しい気持ちや達成感に繋がる活動であったと感じます。「自分でできた」を感じ、自己肯定感を高めながら、子どもたちが主体的できる活動を大切にしていきます。
ジャガイモの収穫後は、夏に向けて、キュウリ・トマトの苗も植えています。つむぎ横浜東口ルームの畑は大忙し。この夏の収穫も楽しみです。
つむぎ 横浜東口ルームでは他にも様々な食育・畑仕事に取り組んでいます。併せてご覧ください。
※つむぎ横浜東口ルームでは定期的に体験会を実施しています。お気軽にお問い合わせください。
文:つむぎ 横浜東口ルーム 職員
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