発達支援つむぎ 横浜東口「音のチカラ」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームでは、「お口の体操」を取り入れています。唇や顎、舌などの口周りの筋肉を動かすことで発音や咀嚼に繋げています。

かえるのパペットを使い口の動きの真似っこ遊びをする中で、さらに模倣からのイメージに繋げることは出来ないかと考え、簡単な歌とスケッチブックシアターを作りました。初めは「何の歌だろう?」ときょとんとしていた子どもたちでしたが、活動を重ねるうちに一緒に歌って、口を動かすようになりました

かえるのパペットとスケッチブックシアター
「お口の体操」を行っている様子

それ以外にも、絵本の場面に合わせた音をつけての読み聞かせにも取り組んでいます。

音がつくことで話のメージがしやすくなったり、「トントン」「ねばねば」等の擬音語がよりリズミカルになって思わず真似したりする姿が見られるようになりました。

ある日、いつもはリズムをとりながらニコニコ聞いているAくんが歌が終わると「もう一回」と言いました。すると一つ年上のBくんが「もう一回って言ったね。もう一回ってことは楽しいってことじゃないのかな?」と気持ちを言葉にしてくれました。そして、一回目よりも大きく口を動かしAくんに向かってやって見せてくれました。

音楽や音には友だちと関りを持つこと、言葉を知るきっかけにもなる等、子どもの成長を促すことになるツールです。これからもそのチカラを取り入れながら音の可能性を追求していこうと思います。

「もう一回!」という子どもたちの主体性がさらに育まれ、自分の気持ちを表現できる環境を整えるためにも。

※つむぎ 横浜東口ルームでは室内の活動だけでなく、他にも様々な食育・畑仕事に取り組んでいます。併せてご覧ください。

「2月体験学習 イチゴジャム作り」

「未就園児の食育支援」

※つむぎ横浜東口ルームでは定期的に体験会を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

発達支援つむぎ 横浜東口ルームにて「感触遊びの体験会+発達相談会」を開催

文:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム職員

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