発達支援つむぎ 横浜東口「異年齢活動~つむぎの町を作ろう~」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームの9月体験学習は、異年齢活動「つくろう!つむぎのまち」をテーマに、廃材を使った制作活動を行いました。

部屋に入ると、そこにはビニールシートの海や新聞紙の火山、ジョイントマット線路が広がっています。

ジョイントマットをつなげた線路

職員が「街には何があるかな?」「この街に何を作ってみようか?」と質問すると、子どもたちからは、「船つくる!」「電車つくる!」「お魚も!」とアイデアが挙がってきました。そして、廃材の中から好きな素材を次々と選んで、切ったり、貼ったり、くっ付けたり。自分のイメージが表現できるように試行錯誤を重ねます。

年下の子ども「お花を作りたい」と言っていますが、どうやって作ればいいのか悩んでいます。そこで年長の子どもに「手伝って下さい」と職員と一緒にお願いしに行くと、年長さんは「いいよ!」と自分の手を止めて手伝ってくれました。最後に水も注いで、協力して作った花はとても綺麗に咲きました。

廃材で作った花

最初は何もなかったつむぎの街でしたが、線路の周りには駅や建物、トンネルが建ち、海の中には色々な船が泳いでいます。

廃材で作った街

最初は別々で乗り物を作っていた年長Aくんと年中Bくん。壁に作られた線路にAくんが電車を走らせて遊んでいると、それを見たBくんも真似をして乗り物を走らせて楽しそうです。友だちが遊んでいる様子を見て、自分もやってみたいという気持ちになったり、好きな乗り物を共有しながら同じ空間で遊ぶ様子がみられました。

一緒に遊ぶ子どもたち

異年齢活動では、同じ年齢のグループ活動とは違い、色々なグループの友だちと関わったり、遊んだりする機会となります。また、それだけではなく、異なる年齢の子どもと関わることで、同じ年齢の子ども同士の時とは役割が変わり、年上の子は年下の子を世話したり、年下の子は年上の子の姿を見て活動の幅を広げたりと異年齢を通じて子どもたちの成長につなげることができます。

今回の異年齢活動でも、初めて会う子ども同士楽しく遊んだり、年上・年下の子どもで協力したり、助け合ったりする姿がありました。職員も子どもたちの普段の活動とは違う一面を知ることができました。今後も子ども同士の関わる機会を大切にしながら、気持ちを伝え合ったり、協力したりとお互いに成長し合えるような活動を行っていきたいと思います。

文責:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム

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