発達支援つむぎ 横浜東口「かつお節を削ったよ!」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームでは食育を大切にしています。今回は、みんなで育てた稲からできた米を使ってごはんを炊き、お味噌汁を作ります。

ごはんにはかつお節をかけたのですが、お味噌汁もかつお節から出汁をとりました。そして今回のかつお節は、昔ながらのかつお節削り器を使って、子どもたちが削り出しました。

まずはかつお節に触ってみます。「これなに?」「棒?木?」「かたい!」初めて見るかつお節に子どもたちは興味津々です。

かつおぶしを触る子どもたち

職員が手本を見せたら子どもたちの出番です。子どもの手には大きいかつお節でしたが、みんな一生懸命削ります。

続いては、お母さんたちがかつお節削りに挑戦です。かつお節は知っていても触るのは初めて、かつお節を削ったことがないお母さんたちも居ましたが、やはり一生懸命に削ってくれました。

食事を食べる子どもたち

ごはんが炊けて、お味噌汁も出来上がりました。かつお節を振りかけて、みんなで「いただきます!」

かつおぶしを削る子どもたち

かつお節を削るというのは一昔前までは、子どもの仕事のひとつでした。

刃物を扱う危険性はありますが、正しい手入れがされた道具を理に沿った使い方をすればケガをする可能性はぐっと下がります。

道具というものは先人たちの知恵や工夫によって成り立っています。手足や体をどう使うことで道具が正しく機能するか。合わない道具はどうすれば使いやすくなるか。

様々なものが手軽に手に入り、パッケージされた完成品が巷にあふれる時代において、料理や大工仕事にはそうした「段取りを考える」「道具を使う」「工夫する」予知が残る貴重な機会です。

これからも活動の中にたくさん感じたり考えたりすることができる機会を設け、子どもたちの様々な力を育んでゆけるよう、取り組んでまいります。

 

発達支援つむぎ 横浜東口ルーム

神奈川県横浜市西区平沼1丁目38−2 咲久良ビル 4F

電話:045-594-9322

発達支援つむぎ お問い合わせフォーム

 

文:発達支援つむぎ 横浜東口ルームスタッフ

発達支援つむぎ 横浜東口ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop