発達支援つむぎ 横浜西口「ある日の風景②」

社会福祉法人どろんこ会は、施設を誰もが自由に行き来できる「大きな家」として考えています。発達支援つむぎ 横浜西口ルーム は、その一つの部屋(ルーム)です。

横浜西口ルームでも「誰と」「どこで」「何を」「どのくらい」したいのかは子どもたち自身で決めるということを大切に関わっています。

部屋で過ごす子ども

この日遊びに来た子どもたちは、まずは「大人と」「自分の場所で」「自分が満足する結果が得られるまで」遊ぶ(自立心/思考力の芽生え)ことを決めました。しかし、それぞれの遊びが充足してくると「あの子は何をやっているのだろう」「うらやましい、やってみたい」と視線が自然と友だちに向かいます(社会生活との関わり)。

隣の部屋を覗く子ども

「今使っている」「座って待ってて!」そこにはケンカも生まれますが、気持ちのぶつかり合いの先に、互いのことを分かり合い、自分の気持ちと相手の状況を踏まえた上での一歩先の「自分で決める」が訪れる(言葉による伝えあい/道徳性規範意識の芽生え)よう、職員たち は見守りながら、時に言葉かけをしながら過ごしています。

言葉をかけ合う子どもたち

これからも、自由に行き来できる「大きな家」で互いを刺激しあいながら育ち合えるよう支えていきたいと思います。

※( )内は、厚生労働省の「保育所保育指針」に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を表しています。

文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム職員

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