発達支援つむぎ 横浜西口「ある日の風景③」

発達支援つむぎ 横浜西口ルームでは、戸外での直接体験を通しての育ちを大切にしています。猛暑の時は断念せざるを得ませんが、暑さも和らぎ活動再開後 、子どもたちの満足そうな表情から、戸外活動は子どもたちの育ちに不可欠なことを大人が再認識しています。

公園の砂場で遊ぶ子ども

自然物は偉大です。どんな姿にも形を変え、子どもたち一人ひとりの成長をときに見守り、ときには壁となり後押しします。

「どうやればひっくり返せるかな(思考力の芽生え)」「どのくらいの重さなら自分でできるかな(数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚)」「どの体勢ならできるかな(健康な心と体)」と、一つの瞬間に子どもの育ちゆく力がフル稼働します。

友達の様子を見守る子ども

そこに仲間 への思いは欠かせません。

「一生懸命だな。本当はぼくが手を貸せば速いんだけど。知ってるんだ、こういうとき〇〇ちゃん自分でやり遂げたがること 」じっと見守る視線のスマートさ(道徳性・規範意識の芽生え)に、子ども同士が築き上げてきた関係性が見え、見守っていた職員も胸が熱くなりました。

砂場でバケツをひっくり返す子ども

これからも戸外活動を存分に満喫する中で育ちあえるよう、 安全確保をし、ときに遊びのヒントを出し、楽しさや達成感、悔しい気持ちも受け止めながら支えていきたいと思います。

※( )内は、厚生労働省の「保育所保育指針」に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 (10の姿)」を表しています。

文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム職員

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