発達支援つむぎ 横浜西口「磯遊び」
2022.07.20
#発達支援
横浜シーサイドライン・金沢シーサイドライン「野島公園」駅の近くに、横浜で唯一残っている天然の砂浜があります。この砂浜は、なかなか面白いのです。干潮の時間帯に合わせて行くと、カニ、ヤドカリ、エビ、アサリなど海の生き物に出会うことができます。
![砂浜](https://www.doronko.jp/wp-content/uploads/202207_t-yokohamanishiguchi_01.jpg)
7月2日、天気は晴れ。予想最高気温34度。干潮の時刻、12時50分。
発達支援つむぎ 横浜西口ルームの子どもたちは、待ちに待った磯遊びに行ってまいりました。干潟のあちこちにクラゲが大量発生していたにも関わらず、ある子は「素足で歩きたい」と主張しました。大人はクラゲに刺されないかと心配していたのですが、「あった。クラゲさん」と指差し確認をしては、踏まないように歩いていました(健康な心と体)。
![干潟を歩く子ども](https://www.doronko.jp/wp-content/uploads/202207_t-yokohamanishiguchi_02.jpg)
沖に行くと、波がザッブーンと押し寄せます。背中に海水の勢いを感じて、「うおー!」と喜びのガッツポーズをとりました。
![波を感じている子ども](https://www.doronko.jp/wp-content/uploads/202207_t-yokohamanishiguchi_03.png)
生き物に夢中な子は、保護者様と一緒に潮干狩りです。貝を見つけては、ケースに入れます。手に取ったアサリをじっと眺めて、茶色や灰色、アサリの色の多様性を観察しているかのようでした(自然との関わり・生命尊重)。
![貝を見つけた子ども](https://www.doronko.jp/wp-content/uploads/202207_t-yokohamanishiguchi_04.jpg)
たまたま拾った棒に、カニが2匹くっついていました。「え?なんで?」自然がくれたサプライズです。「棒に住んでいるのかな?」と保護者様が問いかけます。その一言から生き物への興味が広がります(豊かな感性と表現)。
![カニがくっついてた棒](https://www.doronko.jp/wp-content/uploads/202207_t-yokohamanishiguchi_05.jpg)
磯遊びの魅力に子どもも大人も引き込まれ、1時間があっという間に感じました。自然環境から得た原体験は、子どもの心に(いや、大人の心にも)不思議な感動と好奇心を呼び覚ますのではないでしょうか。今後も身近な自然と触れ合うなかで、子ども一人ひとりの育ちを後押ししていきたいと思います。
※( )内は、厚生労働省の「保育所保育指針」に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を表しています。
文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム スタッフ
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