発達支援つむぎ 横浜西口「戸外で感じる楽しいひととき」
2023.11.22
#発達支援
心地良い気候の10月中旬、Aさんは初めて近くの公園へスタッフと散歩に出掛けました。
大人にとっては変わりない日常の風景ですが、子どもには興味を引くものばかりです。
縁石に上がりバランスを保ち歩いたり、壁を触れながら素材の違いを感じたり、サインポールの動きを観察し、触れて振動を確かめたりと五感がフル回転です。
(※健康な心と体、自立心、社会生活との関わり)
好奇心旺盛に工事現場のディスプレイのボタンに手を伸ばし、押し切れる加減を探すAさん。道中で出会う興味の一つ一つに足を止め存分に楽しみました。
(※健康な心と体、自立心、社会生活との関わり)
どんぐりがたくさん落ちている公園に到着です。
どんぐりと水をたらいに入れてゆすったら不思議な音が、Aさんもスタッフと水を触りかき混ぜて熱った身体がクールダウンしていくのを感じました。(※健康な心と体、自立心、自然との関わり・生命の尊重、豊かな感性と表現)
ボトルから水とどんぐりが流れ落ちる音や速度、水が跳ね上がり影と交差してキラキラする様子に気づいたAさん。たらいの世界に魅了され思い切り興味の探究を集中してやり切りました。(※健康な心と体、自立心、自然との関わり・生命の尊重、豊かな感性と表現)
五感のアンテナを広げ戸外を全身で感じ、好奇心旺盛に興味に向かっていくAさんの姿に、スタッフも心踊るたくさんの発見を感じた散歩でした。興味に対してじっくりと腰を据え向き合ったその先には、自分で導き出したこたえを得て、自分から次に進んで行く力が育まれていくと感じました。
発達支援つむぎ 横浜西口ルームでは、子ども一人ひとりの興味関心と発達に寄り添いながら、子どもたちが「やりたい」と思う気持ちを大切にした支援をしています。
また、つむぎ 横浜西口ルームでは、毎月第4木曜日の10時~11時に岡野公園で青空保育を実施しています(雨天中止)。11月30日(木)、12月21日(木)に行います。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお立ち寄りください。
※( )内は、厚生労働省の「保育所保育指針」に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を表しています。
文:発達支援つむぎ 横浜西口ルームスタッフ
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