食育だより 6月号

2024年6月1日発行

水の月という意味から水無月:みなづきという名がついた 6 月を迎えます。田植えに出かけたり、畑やプランターの野菜が大きくなってきたり、子ども達にとっては成長と収穫が待ち遠しい季節となりました。益々暑い日が続きますので、外遊びだけでなく、外出の際もこまめに水分補給が必要になります。

今月のトピックス

『食育とは生きる意欲を育むことである』
私たちは『食事の時間』を子どもの意欲(食欲)を育てるうえで重要な時間と捉えています。食育だよりでは、どろんこ会グループの食育に関する取り組みをご紹介させていただきます。


「大人が盛り付けしない」 〜どろんこの食育 6 カ条 その 2〜

幼児になると食事の時間では大人が盛り付けた食事を子どもに配るのではなく、子どもが自ら“バイキング”で自分の食べたい量を決め、自分で盛り付けを行っています。「お腹がすいたからいつもより食べられそう。」「これは苦手だから少なめにしてみる。」そんな会話を友達や大人と交わしながら、自分で決めて食べるという小さな経験を日々重ねていくことで、食事以外でも自ら行動しようとする意欲が育まれていきます。
また自分で盛り付けることが難しい子どもにも大人がやるのではなく、年上の子がやってあげたり、「こうやってやるんだよ!」と手本をみせながら一緒にやったり、子ども同士で頼りあい、教え合いながら、人との関わりのなかで判断・行動する力を身につけていくことにもつながります。

縁側給食レポート

今月はつつじヶ丘どろんこ保育園(東京都調布市)を取材しました!

つつじヶ丘どろんこ保育園は 1 階に縁側・2 階にテラスがあり、上の階と下の階それぞれでゆったり食事をとっています。
園のすぐとなりが小学校で、小学生が手を振ってくれたり、ヤギのみらいちゃんがもりもり食べる姿を眺めることができたり、楽しい食事の時間にプラスして面白い出来事がたくさんあります。

 

畑仕事レポート

今月は市川どろんこ保育園(千葉県市川市)を取材しました!

園の立地が高架下の為、太陽の光が入りにくく畑活動に苦戦をしていましたが、工夫とアイディアで日々奮闘しています。今年度は畝の高さを例年よりも高く上げるチャレンジをしています。5 月に入り野菜の苗植えも無事に終え、いよいよ本格的にお世話のスタートです。
子ども達の毎日の水やりも積極的になってきました。沢山の収穫は難しそうですが毎日世話をして大事に育てた野菜でクッキングをするのが今から楽しみです。

各施設からのおたより

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。