朝・夕は少しずつですが涼しくなり秋の訪れを感じます。新年度に入ってから半年近くが過ぎ、一回り大きくたくましくなった姿で元気いっぱい遊んでいる子ども達。これから運動会の準備もはじまります。季節の変わり目のこの時期は特に体調に気をつけながら過ごしてまいります。
どろんこ会の給食は「ごはんとみそ汁におかず」という和食のスタイルを大切にしています。主食となる「ごはん」はどんなおかずとも相性がよく、食べ飽きることがありません。また、和食中心の献立は、魚や大豆製品、野菜、海藻を上手に取り入れられるものが多く、バランスの良い食事です。
和食中心の給食は、幼児期に体に良い食習慣を自然に身に付けることができるだけでなく、食事を通して季節を感じることや様々な味の経験から味覚を育むことができるなど、まさに日々の食事が「食育」となっているのです。
雲ひとつない青空と賑やかな蝉の声に、夏本番を感じるこの頃。水遊びを終えてお腹を空かせた子どもたちが「いつ・どこで・だれと」食べるか、子ども自身が選択しながらそれぞれ食事に向かいます。保育者と食を囲みながら「これあまい!」「せんせい山盛りだ~!」と会話をしながら食事を楽しんでいます。あまりの暑さに食欲も無くなる季節ですが、夏野菜の収穫や食育活動を行うと、「さっきのオクラみつけた!」「ピーマンも食べちゃった!」など、普段は食べない物も自ら食べようとする姿がみられるようになっています。これからも「おいしい・たのしい」食事の環境を大切にしていきます。
稲城ルームの畑では、じゃがいもやきゅうり、トマト、ナスが豊作です。畑に行く度にたくさんの野菜を収穫しています。「採れたての野菜はおいしい」を何度も経験することができ、野菜が苦手な子どもも、いつの間にかきゅうりを丸かじりして「おいしい!」と頬を綻ばせています。たくさん収穫ができたじゃがいもは食育として「ポテトサラダ作り」をして食べました。こちらも大好評でした。今後も野菜を育てて食べる喜び、楽しさを味わえるような体験ができたらと思います。
「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。