食育だより 4月号

2025年4月1日発行

桜の季節を迎え、子どもたちも新しい友達やクラスでの4月がスタートします。子どもたち一人ひとりのたくさんのやりたいことを後押しできるよう、大人もしっかり食べて、今年度も子どもたちと楽しく元気に一年を過ごしましょう。

今月のトピックス 命をいただく

どろんこ会では、「命をいただく」ことを学ぶために、様々な取り組みを行っております。取り組みの1つとして、育てた鶏を捌き、食す活動を行います。活動を通して「食べることは生きること」を考え、食の大切さや食への感謝の気持ちを育みます。実施するにあたり、紙芝居や、鶏の模型を用い、子ども達に対してどのように伝えればよいか職員間で話し合い、参加できない子への配慮や発達の違いによる伝え方、安全面や衛生面にも十分配慮し、子どもたちに寄り添いながら進めていきます。

その他にも、日々のやぎや鶏など動物の世話、畑仕事で野菜を育て収穫し食す。様々な命に触れる体験を通し、「命をいただく」ことを学び、自ら経験することで命の大切さや有難さを
日々考えられるような活動を行っています。

縁側給食レポート

今月は メリー★ポピンズ 南砂ルーム(東京都江東区)を取材しました!

厳しい寒さも徐々に和らぎ、春の陽気を感じられるようになりました。メリー★ポピンズ 南砂ルームはマンションの一階にありますが、園庭と縁側があり、晴れている日には机を出して、好きな友だちと好きな場所でご飯を食べています。

2歳児からバイキングを行っていて、上手くよそえない子を、子どもたち同士で気づいて手伝う様子がよく見られます。職員とも食卓を囲み「これどうやって作ったの?」「ピカピカにできたよ!」と会話も楽しみながら給食の時間を過ごしています。

畑仕事レポート

今月は 内箕輪どろんこ保育園(千葉県君津市)を取材しました!

内箕輪どろんこ保育園では、「自分でできることを自分でする」を目標に一年を通して様々な野菜を作りました。また、自分たちで収穫した野菜を使い様々な調理を行ってきました。夏には収穫したジャガイモを子どもからの提案によりその場でポテトフライにして食べました。

また畑の野菜の栽培や収穫だけでなく、春前の3月には次年度の畑のために今年使用していた畝を一度壊します。自分たちで鍬やスコップを使い土壌改良を行い、土の大切さや畝の仕組みを学んでいました。これからも自分たちで経験し学ぶ姿を大切にしていきたいです。

各施設からのおたより

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。