保健だより 11月号

2023年11月1日発行

朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。一日のうちの寒暖差が激しいと、風邪をひきやすくなります。これからやってくる本格的な冬に向けて、風邪に負けない丈夫な体作りを心がけましょう。

共食と食育

みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食(きょうしょく)」と言います。子どもがいる家庭では、食事のマナー、栄養のバランスを考えて食べる習慣や食べ物や食文化を大事にする気持ちなどを、子どもに伝える良い機会にもなります。

共食が多い子どもの傾向

①自分が健康だと感じている

小学生は、朝の疲労感、体の不調が少なく、健康に自信があります。中学生は心の健康状態がよい傾向があります。

②食生活が健康的に

野菜や果物など、体に優しい食品を摂ることが多く、インスタント食品、ファーストフード、清涼飲料水を控えると言われています。乳幼児〜小学生は、主食・主菜・副菜をバランスよく食べ、中学生は様々な食品を選んで食べています。

③規則正しい食生活に

乳幼児は食事や間食の時間が規則正しくなり、小学生は朝食の欠食が少なくなります。

④生活のリズムがよくなる

起床・就寝時間が早く、小学生は充分な睡眠時間がとれています。なお、「共食」によるメリットは子供だけではありません。成人や高齢者を対象とした研究でも、ストレスがなかったり、自分が健康だと感じていることが報告されています。

2023年2月14日東京都/とうきょう子育てスイッチより一部抜粋

当グループの取り組み

当グループではご家庭と同じように、調理員・保育士・施設長・スタッフが、毎日一緒に食卓を囲み、子どもたちと一緒に食事をしています。

また、子ども一人ひとりが、一緒に食べたい大きな子のところへ行ったり、一緒に食べたい小さな子を誘ったりして、異年齢で食事をすることも大切にしています。

新型コロナウイルスの流行により、コミュニケーションの形が多様化した世の中ですが、今後も一緒に食卓を囲む時間を過ごすことが、子どもたちの将来の心とからだの健康にも繋がっていくと願っています。


与薬の流れ 〜薬の受渡〜

“薬の受渡・返却は全て手渡しを原則”とさせていただきます。
連絡帳ケースやカバンの中での園内保管は、誤飲事故につながり、子どもの命に危険を及ぼしますので、ご協力をお願いいたします。

①手渡しで受取

  • 「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」を登園時に直接手渡しでお預かります。
  • 「園児氏名」「与薬時刻」が記入されていない場合・薬剤情報提供書がない場合は薬はお預かりできません。
  • シロップ薬を含め、散剤・シロップ薬全て1回分量毎に分けてご持参ください。
  • 与薬依頼票の記入漏れ・薬への氏名と時刻の明記・1 回分量を確認してから、保護者様をお見送りいたします。

②与薬ポケットへ

  • 与薬ポケットにて「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」を管理します。
 

③カバンにタグ

  • 薬返却・与薬報告忘れ防止の為、お子様のカバンに赤色タグを取付けます。このタグは、お迎え時にカバンを受取後、保
    護者様がタグを取り外して「預けた薬・依頼票との引換札」として保育者にお渡しいただきます。

④与薬

  • 与薬量・与薬児童の間違え防止の為、与薬者は「○○ちゃんに昼(又は夜)の薬を与薬します」と周囲の保育者に聞こえ
    るように確認したうえで、与薬します。
  • シロップは必ず 2 名の保育者で目視確認して与薬します。

⑤与薬完了ポケットへ

  • 与薬を済ませた保育者は、その場で「与薬依頼票」に署名・押印します。
  • 記入済の「与薬依頼票」を予約完了ポケットにてお迎えまで管理します。
 

⑥手渡しで返却

お迎え時にカバンを受取後、保護者様がタグを取り外して「預けた薬・依頼票との引換札」として保育者にお渡しくだ
さい。受け取った保育者は、タグと引き換えに、「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」をお渡しし、与薬報告をいた
します。

各施設からのおたより

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。