保健だより 4月号

2024年4月1日発行

ご入園・ご進級おめでとうございます。新年度を迎え、一つ大きくなった!という喜びと期待いっぱいの笑顔に出会うことができ、スタッフ一同とてもうれしく思っています。心地よい春の季節、一日一日の午前・午後の時間を大切に過ごしてまいります。

与薬の流れ・薬の受渡し

薬の受渡し・返却は全て手渡しとさせていただきます。連絡帳ケースやカバンの中での園内保管は、誤飲事故に繋がり、子どもの命に危険を及ぼしますので、ご協力お願いいたします。

①手渡しで受取り

◆ 「与薬依頼票」と「薬」「薬剤情報提供書」を登園時に直接手渡しでお預かりします。
◆ 「園児氏名」「与薬時刻」の記入がないお薬はお預かりできません。
◆ 散剤・シロップ薬は全て1 回分量毎に分けてご持参下さい。
◆ 与薬依頼表の記入漏れ・薬への氏名と時刻の明記・1 回の分量を確認してから保護者様をお見送りいたします。

②与薬ポケットへ

◆ 与薬ポケットにて「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」を管理します。

③カバンにタグ

◆ 薬返却・与薬報告忘れ防止の為お子様のカバンにタグを取り付けます。タグはお迎え時にカバンを受渡し後、「薬・依頼票」の引換え札として保育士にお渡し頂きます。

④ 与薬

◆ 与薬量・与薬児童の間違え防止の為与薬者は「○○ちゃんに昼(又は夜)の薬を与薬します」
と周囲の保育士に聞こえるよう読上げ、立会保育士が名札を目視確認後に与薬します。
◆ シロップは必ず2 名の保育士で目視確認して与薬します。

⑤ 与薬完了ポケットへ

◆ 与薬を済ませた保育士は、その場で「与薬依頼票」に署名押印します。
◆ 記入済の「与薬依頼票」を予約完了ポケットにてお迎えまで管理します。

⑥ 手渡しで返却

◆ お迎え時にカバンを受取後、保護者様がタグを外して、預けた薬・依頼票の引換え札とし
て保育士にお渡し下さい。タグと引換えに「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」をお渡
しし与薬報告をいたします。


与薬事故防止の観点からも「心配だから…念のため…の与薬」はお控えください。

動きやすい服装で

保育園での服装は、「活発にあそべる」「着脱しやすい」という点を優先していただきたく、ご理解をお願いいたします。

上着

春・秋:Tシャツ・短めのズボン

冬:Tシャツ+薄手の重ね着(☆厚手の物1 枚より保温性が高まり動きやすく機能的です)

肌着 ランニングか半袖
吸湿性・保温性の高い綿素材
☆T シャツはゴワゴワして肌着の代わりには不適です
靴下 ① 足指を締め付けてしまうことで、「足指で地面をつかむ力が付かず、土踏まずが形成されにくくなる」
② 体温調節(熱の放出)をしにくくなり、うつ熱・熱中症になりやすい
以上2 点の理由により、履かないことをお勧めしています。登降園時に履いてくる場合は、保育時間中は原則全児童・全職員が裸足となりますのでご了承下さいませ。
子どもが履きやすく足に合うサイズ(合わないと怪我の原因に)

~ 一年を通じて元気に遊び活動できる体を作るために ~

春に大切な…暑熱順化(しょねつじゅんか)

暑熱順化とは体が暑さに慣れることをいいます。温暖化による猛暑日が年増している近年、熱中症予防のためには春のうちから暑さに慣れるための対策を心がけ、熱中症になりにくい体にしておくことが必要です。

“熱中症になりにくい体”を育てるためには…

まず、「適度に汗をかくようにすること」です。汗をかくと体内の熱を発散することができるようになるので暑熱順化が進みます。暑熱順化が進むとさらに発汗量や皮膚血流量が増え、体温調整がしやすい体になります。次に、暑さに備えて体力づくり・喉が渇いていなくてもこまめな水分補給・寒暖差に備えた着脱のしやすい服装(衣服調節)などの対策も必要です。

どろんこ会グループでの取組

  • 毎朝(畑までバスで出かける園は週2 回)畑仕事をする、毎朝9 時ちょうどには散歩へ出発するなど、午前中は目一杯体を動かすようにしています。
  • 毎日の(長距離)散歩は、4 月から徐々に距離を伸ばし、11~12 月を目安に、2 歳児は往復4km、4~5 歳児は往復10km を歩けるようになることを目指しながら体力づくりに取り組んでいます。
  • 日々、散歩出発前・散歩先到着時・帰園前など、大人も子どももこまめに水分補給するよう心掛けています。園敷地内では、子どもたちが飲みたいタイミングで飲みたい量の麦茶を飲めるように子どもの手の届く場所に麦茶ジャグ・コップを常設しています。

各施設からのおたより

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。