保健だより 11月号

2024年11月1日発行

朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。一日のうちの寒暖差が激しいと、風邪をひきやすくなります。これからやってくる本格的な冬に向けて、風邪に負けない丈夫な体作りを心がけましょう。

外遊びが必要なのは今!~外遊びで育くむ3つの力~

遊びのような運動も含めて、体をほとんど動かさない子どもや、スポーツをしない子どもが増え続けている。調査によると、4~11歳の運動・スポーツ実施頻度は近年減りつつある。週7回以上実施する「高頻度群」は2013年の51.3%から低下し、23年は43.3%と8ポイントの減少があった。また、1年間に1回もしなかった「非実施群」や1回以上週3回未満の「低頻度群」の割合は共にこの10年で微増している。

コロナ禍明けも増加が認められず、むしろ体を動かさなくなった生活習慣が定着した可能性がうかがえる。幼児への調査では、半数が平日に幼稚園・保育園以外での外遊びをしておらず、12人に1人は1週間のうち1日も園外の外遊びをしていないことがわかった。 外遊びにより、主に3つの力を育むことができる。

①視力・・・米国の514人を12年間追跡した調査では「両親が近視であっても1日2時間以上、外遊びをする子どもは、外遊びをしない子どもに比べて、近視の発症率が3分の1以下に減った」という。

②運動能力を養うことで自己肯定感が高まる ③四季折々の自然環境を仲間や保育者、親とおしゃべりしながら肌で実感することで、ことばの力を養う

(参考記事:2024年7月13日/2024年5月6日朝日新聞)

当グループの取り組み

デイリープログラムとして9時に散歩へ出発。太陽が出ている時間(9時~12時、15時~日没)は目一杯屋外で活動する。イベントでなく、日常の生活・遊び・労働から生きるチカラを身につけていくことを実践しています。 また、散歩の目的として、

◎ジブンの脚で歩く

◎発達に合わせて歩行機能・身体機能を伸ばす

◎挨拶や人との触れ合い、目に入る景色から季節を感じる、興味関心を引き出す

という3点に重きを置いています。

与薬の流れ ~薬の受渡~

薬の受渡・返却は全て手渡しを原則とさせていただきます。連絡帳ケースやカバンの中での園内保管は、誤飲事故につながり、子どもの命に危険を及ぼしますので、ご協力をお願いいたします。

① 手渡しで受取

  • 「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」を登園時に直接手渡しでお預かります。
  • 「園児氏名」「与薬時刻」が記入されていない場合・薬剤情報提供書がない場合は薬はお預かりできません。
  • シロップ薬を含め、散剤・シロップ薬全て1回分量毎に分けてご持参ください。
  • 与薬依頼票の記入漏れ・薬への氏名と時刻の明記・1回分量を確認してから、保護者様をお見送りいたします。

② 与薬ポケットへ

  • 与薬ポケットにて「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」を管理します。

③ カバンにタグ

  • 薬返却・与薬報告忘れ防止の為、お子様のカバンに赤色タグを取付けます。このタグは、お迎え時にカバンを受取後、保護者様がタグを取り外して「預けた薬・依頼票との引換札」として保育者にお渡しいただきます。

④ 与薬

  • 与薬量・与薬児童の間違え防止の為、与薬者は「○○ちゃんに昼(又は夜)の薬を与薬します」と周囲の保育者に聞こえるように確認したうえで、与薬します。
  • シロップは必ず2名の保育者で目視確認して与薬します。

⑤ 与薬完了ポケットへ

  • 与薬を済ませた保育者は、その場で「与薬依頼票」に署名・押印します。
  • 記入済の「与薬依頼票」を予約完了ポケットにてお迎えまで管理します。

⑥ 手渡しで返却

お迎え時にカバンを受取後、保護者様がタグを取り外して「預けた薬・依頼票との引換札」として保育者にお渡しくだ さい。受け取った保育者は、タグと引き換えに、「与薬依頼票」「薬」「薬剤情報提供書」をお渡しし、与薬報告をいた します。

各施設からのおたより

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。