ちきんえっぐだより 10月号

八山田どろんこ保育園
2023年10月1日発行

涼しい秋風に、高く澄んだ空。大きく深呼吸をしたくなるような、気持ちの良い季節になりましたね。秋の自然は子どもたちの宝箱です。秋風を優雅に泳ぐ赤とんぼに目を輝かせて追いかけたり、色鮮やかな落ち葉やどんぐりを夢中で集め、どの子もポケットを大きく膨らませて散歩から帰ってきます。季節の変化を五感で感じ、秋ならではの遊びを楽しんでほしいと思います。

園庭開放 地域でのイベント向けに園庭を開放します。
保護者同士の交流や地域のお祭りなど、さまざまな企画に利用されます。
青空保育 10:00~/八山田こども広場にて
※雨天中止
どなたでも利用可能となっております。
寺尾屋 親子関係や家庭での親の関わり方など、子を持つ保護者として日々のあり方を考える講習会や勉強会です。
自然食堂 ぬか窯ごはんやさつまいも団子など、自然の食材を使った手作りランチ・デザートを楽しみます。
畑仕事 みんなで土に触れ、作物を育てましょう。

活動報告

カレー作りとごはん炊き、そして「ごはん炊き当番」へ。

 畑で育てたじゃがいもを使ってカレー作りをしました。自分たちでごはんも炊きました。大きなボールで、今まで経験したことのないようなたくさんのお米をドキドキしながら研ぎました。ごはんは炊飯器ではなく、もみ殻と薪で炊く方法で行いました。「じょうずにたけるかな」「いいにおいがしてきたね」ワクワクしながら炊き上がりを待ちました。ごはん炊きは大成功です。すっかり自信をつけた子どもたちは、次の日からお昼に食べるごはんを自分たちで炊くことにしました。さっそくカレンダーに名前を書き込み「ごはん炊き当番」を決まりました。さあ、毎日おいしいごはんが炊けるでしょうか。乞うご期待です。

「パン屋さんごっこ」と「パン作り」

パン屋さんごっこを楽しんでいる子どもたちに、本物のパンを作る経験させてあげたいという保育者の思いから、ひえ組でパン作りが始まりました。子どもたちにとってはすべてのことが新鮮でした。本物の生地は力をいっぱい入れないとうまくこねられません。丸めるのもベタベタと手にくっついてしまうので、なかなかうまくいきません。生地の感触や焼けるパンの匂いを楽しみながら、出来上がったパンを手の上にのせてもらうと思わず「あったかい」と素敵な笑顔を見せてくれました。このあと、本物のパン作りを経験した子どもたちのパン屋さんごっこには変化が見られました。「しっかりこねてね」「あついのできをつけてください」「いいにおいだね」など表情や言葉にも広がりが出てきています。

施設関連情報

施設名 八山田どろんこ保育園
住所 福島県郡山市富田東4丁目90番